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2007年04月30日

探検部

2007年04月21日

シタグロ

・おなかのすいている動物がいると、みずからの身を差し出し、食べられる。非暴力主義者。

・スープに煮込んで、パンと一緒に食べるのが一番おいしいらしい。

・桑の実(マルベリー)しか食べないフルータリアン。煮込むと赤いロウソクが溶けたような色になる。

・桑の実の分配の仕方が独特で、自分が採った桑の実を自分は食べず、全て仲間に分け与える。もし仲間が桑の実を採ることができなければ、自分は食べることができない。みんな仲間のために一生懸命桑の実を採り、分け合い、絆を深めている。

・生の桑の実が食べられない時期は、桑の実ジャムを食べている。

・「パイが1つしかないのに、食べる人数が増えたからといって、みにくくパイを奪い合ってよいのか?1人分を等しく少なくすればよいだけの話ではないか」と言っている。

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・普段は石の上に座ったり、滝にうたれたり、集団で修行している。

・自分探しをしつづけたすえ、「目標を達成したら次の目標を設定するジャノメ殿の自己実現の方法では、永遠に目標を設定せねばならず、いつまでたっても悟りになど到達することはない」と知っている。

・「欲望を捨てた悟りの境地に達したい」という欲望をもって悟りがひらけるのか、悩んでいる。

・「神とは世界の成り立ちを説明するための便宜的な概念であって、存在するかどうか確かめる対象ではない。信じるかどうかの対象である。信じる行為は、疑う行為より生きる気力をくれる。信じる行為自体が大切なのだ」とか、「仏との結縁(けちえん)のため、寄附やボランティアが促進されるならば、信仰というシステムもそんなに悪くはない」と考えている。

・また「人は信じることでしか救われない。だから神を信じても、仏を信じてもいいだろう。もっと言ってしまえば、『偽りの救済』を信じたとしても人は救われる。我々の場合は仲間を信じているだけだ。信じなければプラシーボ効果さえ得られない」と言っている。

・シタグロを食べると舌が真っ黒になることから、俗称として「シタグロ」と呼ばれる。個人名はない。「大根に個体名がないように、動物に食べられる我々にも個人名など不要」という理由らしい。

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カゲフミ

・影踏み鬼ごっこをしながら、戦術と体力を高めているトリックスター。

・「カゲフミ」というのは集団名であって個人名ではない。「ヨーツー」「サブイボ」「ハギシリ」「サカムケ」「イカスイ」「メバチコ」「フカヅメ」など、自分のちょっとした弱点を名前にしており、その対処療法に詳しいのだが、見た目では区別がつかない。

・「体育会系の代々続くしごきって、単に虐待の連鎖にすぎないなぁ」と考えているが、自分を鍛えるためにあえて容認している。「参加することに意義なんかない。勝つことだけに意義があるんだ!」が口癖。

・「影を踏んだ!」「踏んでない!」「踏・ん・だ!」「踏・ん・で・な・い!」と甲高い声で延々不毛な水掛け論をしながら、討論能力も高めている。

・相手を論破できない時は、くさいニオイを出して逃げる。ただでは引き下がらない。

・正月飾りの繭玉餅が好物で、食べたら自分が代わりに枝にくっついている。繭玉餅を食べたことを指摘すると、「今は僕が影踏み鬼ごっこの鬼だからココにいるだけ。繭玉餅はさっきあっちへ逃げていったよ」と平気で嘘をつく。

シタグロと似ているが、カゲフミには生物濃縮した毒があるので誰も食べない。

シタグロの自己犠牲をよく思っていない無神論者。「もし肉体なしに思考できる魂があるなら、認知症なんかにならないでしょ」とか、「幽霊が見えたからといって存在の証明にはならないよ。幻覚や白昼夢がほとんどでしょ。たまに地面からの電磁波が白っぽく見える人もいるそうだけど」とか、「幽霊に取り付かれて衰弱するんじゃなく、精神的に衰弱した人が幽霊の幻覚を見るんだよ」とか、「幽霊を見た人という人はたいてい服を着た幽霊を見てるでしょ。それって服も幽霊になるってことだよね。フリースを焼却したら、もしかしたらペットボトル型の幽霊が出るかもしれないよ(笑)」とか言っている。

・「言語によって未来のことが考えられるようになり、死後の世界や来世という発想が生まれた。いい人なのに早く死んだ、悪い奴が長生きするという現実は、因果応報の理屈に反することから、前世という発想が生まれた。来世、前世なんか所詮、空想」と考えている。

・一方で、「影踏み鬼ごっこで負けが続くと、影法師と入れ替わってしまう」という言い伝えをどこかで信じている。

・したたかさから、いざという時には頼りになる。憎まれ役も全く厭わない。

・しかし、どうしようもない時は最後の手段として、シタグロに化けて自ら食べられ、毒で敵を倒す。その毒は強力で、妖怪ゴーヤイモリでも倒せるのではないかと言われている。

・後をつけられないように、雪についた自分の足跡の上をバックしたりする。

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・まつりごとはメンクイ、守護はカゲフミ、豊穣はイエモトが責任を担っている。

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