光にふれる
・当時、僕は救命救急外来の受付のバイトで、週に何日か病院に泊り込んでいました。24時頃、そこにSONO氏が訪ねてきました。ロビーにて、
コカ 「どうしたの?こんな時間に」
SONO氏 「実は、古巻和芳さんから一緒に公募展に出さないかってお誘いを受けまして」
コカ 「俺も?」
SONO氏 「そうです。「あかりの才ブジェ展」といって岐阜でするそうです」
コカ 「審査員ヒビノさんや!出す出す!で、応募締め切りはいつ?」
SONO氏 「実は今日です・・・」
コカ 「今日!?ものすごい急だな・・・」
・・・キーコ、キーコ、キーコ、キーコ・・・
SONO氏 「ところで今、車椅子がうちらの目の前を通り過ぎる音がしましたよね。何も通ってないのに」
コカ 「病院だからね。夜中は色々あるんだよ」
SONO氏 「・・・そろそろ帰ります」