繭人形(プロトタイプ)
・一番最初にコカが作った繭人形です。
・古巻和芳さんから繭をもらって10分くらいで作りました。基本的なデザインは今も変わっていませんね(笑)。
・繭の表面は何も塗られていません。
・「結局、最初のがいい」と言われることもあります(笑)。
・トリエンナーレの会期中に「繭の家」の1階に置いてもらっていた繭人形です。
・グッズとしてではなく、夜間工房が「繭の家」制作に参加した記念として置いてもらいました。
・足が綿棒ではなく、爪楊枝と木片でできています。
・「繭人形は販売していないのか」という問い合わせが多かったそうです。
・BELさんが新神戸で販売していた繭人形です。
・農舞台より先行して発売したわけですが、かなり好評だったそうです。
・自分用の繭人形が1体もなかったので作ったのがコレです。
・足を作りやすい綿棒に変えています。
・販売用に考えた繭人形1号です。
・ビーズをなくしています。
・ただ全て手書きなので、集落の人では作れない問題点がありました。
・またビーズと、ストラップのヒモでは単価が4倍ほど違いました。
・古巻和芳さんは「宇宙人っぽい」と思ったそうです。
・販売用繭人形として、古巻和芳さんへのプレゼン用につくった画像です。
・既に手元に繭がなかったので写真を加工して作っていました。
・古巻和芳さんは「繭人形が増えていく様が、マヤの数字の神様のようだ」と思われたそうです。
・実際に作ってみたのが、コレです。
・型紙はマイクロソフトのワードで作られています。
・手書きではなく印刷した和紙を貼ることで、誰でも作れるようにしました。
・とはいえ実際に和紙を貼ってみないとどういう感じになるかわからかったので、何度も貼ったりはがしたりしていました。
・のべ100体以上作りました。
・色々試作していくうちにコカの作品の中で「繭人形シリーズ」が一番多くなってしまいました。繭人形作家と名乗ってもいいかもしれません。
・実際に一般の人が繭人形を見てどういう反応をするか古巻和芳さんに見てもらうことにしました。
・また実際に繭の家に並べてみてもらいました。
・そこでようやく古巻和芳さんも商品として手ごたえを感じてくれたそうです。
・結果的に多くの繭人形ができました。
・農舞台のグッズ担当のかたも、これらを見て好感触だったそうです。
・農舞台のグッズ担当のかたから、「置物よりストラップなど用途があるほうがグッズとしてはいい」といわれて作ったのがコレらです。
・アクリル絵の具を塗ると完成度もあがるのですが、手間がかかりすぎます。1体作るのに1時間かかります。
・ビーズには針金が通っているため、糸は細くて丈夫なテグスしか使えません。
・透明なテグスをビーズに通すのは、老眼でなくても難しいです。
・繭の大きさが同じでないため、繭を1周する帯を貼るのが難しいそうです。
・そういった理由から、このタイプのぶら下げ型はボツにしました。
・「繭の家」にちなんで、家型の繭細工も作ってみましたが、同様の理由でボツにしました。
・綿棒をまとめてムラなく塗るのはとても難しいので、塗らずに白のままにしました。
・綿棒に合わせてビーズも白にしました。
・そんなわけできわめて原点に近い形になりました。
・腕がある繭人形も試しに作ってみましたが、いまいちだったのでボツにしました。
・琉球玩具はりこ作家の豊永盛人さんが描いてくれた繭人形です。ありがとうございます。
・僕は豊永盛人さんのファンで彼の張り子のほとんどを持っています。