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無題あるいは音紡ぎ

(1997 タカテラメグミ 「無題あるいは音紡ぎ」 55.4cm*47.1cm 水彩)

・「turnstyle(2008)」の表紙です。

・「turnstyle vol.3」は14年ぶりに作りました。

・本のはじめのほうが青で徐々に赤に変わっていっているのは、14年もの「夜間」がようやく明けようとしていることをあらわしています。
タカテラさんの青い絵は夏向きに思えたので、表紙に使いました。

・トーテムポールのページが真っ暗なのは真夜中をあらわしています。
・トーテムポールの色が反転しているのは、夢のお告げのようにターンスタイルの信念を語っているからです。
・トーテムポールの文章の背景に波紋っぽい曲線が入っているのは、次頁の「夜間工房の紹介」のおたまじゃくしの絵に、イメージが連鎖するようにです。

・2008年夏に「U・RU・U展」があるので、その告示ページをvol.3に入れなければなりませんでした。
Lee氏の四斗缶の写真と、U・RU・U展の写真(フィッシュダンスのウロコ)は似ていたので、続けて載せることにしました。

ワンダワダくんの水晶は、タカテラさんの絵に合っているので、この号に入れることにしました。

SONOくんの結婚式も2008年の夏にあるので、それを祝うつむと氏の百福図もこの号に入れなければなりませんでした。
・百福図は綴じしろが逆だったのですが、前頁を白、後頁を赤にし、めくると赤い百福図が現れるような仕掛けに改良しました。
アマルナケンちゃんの原稿はめくると飛行機が現れるものだったので、百福図と続けることにしました。

GUNちゃんの原稿は1頁だったのですが、中央に赤い枠があったので、前頁に赤一色の頁(百福図の後の頁)を持ってきました。
・「廃墟への誘惑」の裏頁があいていたので、廃墟の赤い階段の写真を持ってきました。GUNちゃんの建物にも、廃墟の建物にも3つの階段があります。

・編集後記も青と赤で螺旋階段に近い形の絵を描きました。
・裏表紙も赤と青で、編集後記の絵と近い形のものを持ってきました。
・本のはじめのほうに載っている「おたまじゃくし」が、カエルになったこともあらわしています。

・vol.3はこんな風に、比較的前後の繋がりがある構成になっています。