可逆変化朝顔
(コカ 「可逆変化朝顔」 2011)
・アサガオは、突然変異で変わった花(変化朝顔)が出現しやすいことが知られており、昔から楽しまれています。
・万華鏡の欠点であるワンパターンさを解消しています。
・アサガオ模様とのコントラストが際立つように、むささ極まる寄木の箱を作りました。
・丸い穴も糸ノコで切り抜いた丸い板で埋めたり、隙間を木くそ(おがくずと接着剤を混ぜたもの)で埋めたままにしています。
・適当に細く切った広告など紙を、スリットから入れ、ローラーにはさみ、ハンドルを回します。すると、ガラスにうつるアサガオ的な模様が変化します。
・ローラーは綿繰り機です。赤穂大石神社骨董市で購入しました。
・ガラスは、線香台だと思います。
・古巻さんがアサガオの絵を描いていた頃に構想していたものなので、実際に出来上がるまでずいぶんとかかっています。