繭の家の冬支度
2007年12月16日 繭人形/マユビト, 繭人形作り, 里山のくらし
11月25日に今シーズンの空き家作品公開が終了しましたので、12月15日、16日に作品の冬季梱包等をしに久しぶりに繭の家を訪れました。
この日は雪が再び降り始め、一晩で20cmほど積もりました。
すごく大きな牡丹雪です。いちごぐらいの大きさの雪でした。
繭の家の近くに城山という小さな山があり、そこへ至る道を整備するという話があると聞き、日曜には雪が深くなって登れなくなるというので、急遽土曜日に地元のKさんに案内してもらいました。
O木さんも一緒です。
繭の家から歩いて片道10分ほどで頂上まで行ける距離です。
ブナ林に囲まれた尾根筋を登ります。
真っ白なウサギが目の前を駆け抜けていったりして、素敵な冬の散歩道でした。
この城山は、かつて戦の際にのろしをあげる場所だったそうで、展望がよい場所です。
道の両側にそれぞれ棚田の風景がが広がります。
頂上には平場があって、東屋のような建造物がありました。
20年ほど前にKさんたちが整備したそうですが、最近ではあまり人が登らなくなって、道も荒れてしまったようです。
繭の家とうまく関連づけて集落の魅力作りにつなぐことができればいいなあと思います。
繭の家の壁に、先日「繭人形ワークショップ」に参加した小学生からのお礼の手紙や写真が貼られていました。
はがして持って帰ったので、今度コカさんにお見せしましょう。
また、8月以降の来訪者の感想も見ました。
来場者の絶対数は残念ながら少ないのですが、それでも来て下さった方の感触はよかったようです。
当番に入ったお母さん方の応対に感激したという感想が多く、また来たいという方や、リピーターの方も多いようですね。
日曜日は雪もやみ、時折晴れ間もみられました。
掃除をしていると、地元のこどもがやってきて、雪を掘ってかまくら(ほんやら洞)をつくって遊んでいました。
写真は、ゴールスワージー風に雪を放り投げたところです。
積もり初めの雪は、とても滑りやすいのですが、ふかふかで踏み歩くととても気持ちいいです。