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冠雪

2010年12月16日 里山のくらし

キヨミさんから写真が送られてきました。
今年初めて本格的に雪が降りました。
例年より遅めの雪ですが、これからいよいよ本格的な冬の始まりなのでしょう。
蓬平の皆さん、長い冬で大変でしょうが、心温かくお過ごし下さい。

2010年のシーズンオフ

2010年12月06日 蓬平の人々


古巻です。今年の繭の家の作品の冬期梱包のため、久しぶりに蓬平を訪れました。
毎年、この時期は雪景色であったように記憶しているのですが、
今年は意外や、ぽかぽか陽気。まさに小春日和でした。

早朝に夜行列車で松代に到着し、まずは繭の家の家主であるキヨシさんのお宅にお邪魔し、朝ご飯をいただきました。
まずは、積雪対策のために窓の周りに雪囲い板を設置します。


ついで桑畑の手入れです。
キヨシさんによると、この位置でカットする必要があるそうです。
これ以上長かったら、雪の重みで裂けてしまうのです。
刈り込みは、いつの間にかキヨシさんがして下さいました。

上の写真は、刈られた桑畑。手前は雪囲いをした繭の家です。
午前10時には、O木さんの後任で今年から繭の家の担当をして下さっている農舞台のI藤さんが合流。
二人で作品の梱包作業を行いました。
作品Cは少し傷んでいたので、来春、修理が必要です。


午後は、集会所で集落の方とお茶会をご一緒しました。
この日、来て下さったのは、キミオさん、キヨシさん、ノリオさん、まごべいさん、きちえもんさん、レイコさん、キヨミさん、ツヤコさん、コトミさん。
ちなみにコトミさんは室野集落の方で、キヨミさんのお友達です。
今回からマユビト生産に加わっていただきます。

まずは私の方から、今年の西宮船坂ビエンナーレについて映像を交えて報告し、
そののちは各自持ち寄ったお茶やお菓子などをいただきながら歓談しました。


なお、この会合とあわせて、マユビト生産チームの今年の精算作業も行われていました。
今年は、芸術祭の谷間の年にも関わらず、1500個のマユビトを納品したそうです。
これからの冬、今年の繭を使ってさらに生産にかかる予定とのことで、みなさん繭をそれぞれ持ち帰られました。
今年の繭は大きかったです。

まごべいさん「来年も、繭たのみますよ」
キミオさん「おう、任しとけ。秘策があるからよ」
そんな会話が交わされていました。


またお野菜をいただいてしまいました。
美しくて、おいしい蓬平の野菜です。
相手の顔が見える野菜は、特においしいです。

これはサチコさんが作った黒豆。
規格外で出荷しなかったものだそうですが、とても美しかったので、写真に収めてしまいました。