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作品A「かつて」

2005年11月02日 試作品

(素材/大箱、古着、繭、蛍光灯、LED、アクリル板、スピーカー、MD)
(繭使用数200)

 小堺家にあった木製の大箱を利用。箱の底から蛍光灯、アクリル板、LEDを内蔵した繭、ほぐした繭(真綿)、鏡などを層状に配置するとともに、スピーカーを内臓。暗がりの中にあって、箱から「蚕が桑をはむ音=雨降りのような音」が聞こえる。鑑賞者が近づいてフタを開けると音がぴたりと止み、中からまばゆく光り輝く着物と繭が目に飛び込む。