古巻です。今日も蓬のキヨミさんから写真をいただきました。
集落センターでは、君男さんが「回転まぶし」に糸を吐き始めた蚕をつけて下さっているそうです。
「まぶし」というのは、蚕が繭を作る団地のような格子です。
(繭の家の作品のひとつは、このまぶしを模したものです)
糸を吐き始めた蚕は、繭をつくる場所を求めて上へ上へと登ります。
その結果、上に繭が集中し、やがてまぶしがその重みでぐるりと回転し、
こんどは空いた部分が上になり、またそこに新しい繭が作られ、
最終的には、まぶしの全体に万遍なく繭ができるというものです。
早い蚕のグループは、もう繭になりました。
蚕たちは、夢の中でしょうか・・・