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桑を切る ほか

2009年11月26日 桑の栽培

大地の芸術祭2009秋版も最終日を迎え、作品の片付けのために現地を訪れました。
最初に立ち寄った農舞台は、「秋版」最終週ということもあって、大盛況でした。
食堂は順番待ちとなっており、昨年の同時期からは考えられない混雑ぶりです。
やはり夏の会期の余韻と、NHKワンダーワンダーの効果と思われます。


作品の片付け(冬期梱包)の前に、桑畑の桑の木の剪定作業をキヨシさんの指導の下、行いました。
今年はまだ苗が小さいので、樹高が50センチくらいに切るだけです。
こうして短く刈らないと、雪の重みで幹が裂けてしまうのです。
もっと成長した際には、長く伸びた枝を縛るそうです。

せっかく伸びた桑の木をバッサバッサ刈るのは、破壊行為みたいで本当にいいのだろうかとも思いましたが、とりあえずこんな感じになりました。(夏に比べると寂しい・・・)

繭の家のお客さんも、22日で約70人、23日で約50人ありました。
この時期としてはとても多いです。
最終日の23日は、まごべいさんと二人で会場当番をしました。
写真はコタツに入りながらお客さんに「わたこ」の説明をするまごべいさん。

22日の夕方は、農舞台スタッフと、集落の方との間で繭グッズの生産打ち合わせをしました。
主な話は今後の役割分担で、今後は集落の生産グループが主体となって、養蚕グループと共同しながらグッズ生産に当たることとなります。
今回、私が行った桑の木の手入れなどは老人会がボランティアで当たってくださることになりました。
芸術祭本番だった今年はマユビトは2000個、CDは150枚売れましたが、芸術祭の谷間の年である来年はマユビトを1000個ほど生産する予定です。
打ち合わせのあと、お疲れ様の会も行いました。
キミオさん、ノブオさん、マサジさん、アキさん、キヨミさん、ツヤコさん、サチコさん、キヨシさん、ヨシコさん、まごべいさん、O木さん、K原さんが参加してくださいました。
今年も皆さんには大変お世話になりました。本当に有り難うございました。

最後の写真は、23日早朝のキヨシさんの畑です。
この場で引っこ抜いた新鮮な大根、チンゲンサイをいただきました。
あと半月もすれば、おそらくこの大地が雪に覆われるので、白菜などの野菜の収穫を急がないといけないとのことでした。