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糸を切る

2012年10月30日

10月27日、「光をつむぐ 祈りをつなぐ」を撤去しました。
今回、作品展示場となった蔵は、契約が切れるので、いったん現状復旧して家主さんにお返しする必要があったのです。夏の芸術祭期間中に数千人の方がリレーして巻いて下さった糸は、大黒柱の周りに巻いてあるので、切るほかありません。この日、かたづけを手伝いに来てくれた、こへび隊の牧さんに厳かに祈るようにして、最後の糸を巻いてもらいました。

この日、窓から西日が差し込んで、室内はとてもきれいな光に満たされ、糸もきれいに輝いていました。


そして、農舞台の高橋さんを加えた3人で糸を切断し、ロールと紙にはさんで巻き取っていきました。
糸の長さは5mほどですが、新たな作品の素材にしたいと思います。多くの方が引いて下さったこの糸は、かならず有効活用したいと思います。

蓬平 収穫祭

2012年10月29日 里山のくらし

10月28日。芸術祭も終わって、静かになった越後妻有。
蓬平の集会所で行われていた収穫祭に参加してきました。

収穫祭では、野菜・米の品評会が行われていました。出来の良さを競うものから、面白い形のサツマイモなど、まるで展覧会のようでした。午前中から日本酒が振る舞われ、餅つきが行われ、車座になって飲み食いをします。夏の芸術祭でお世話になった方の顔も数多く見られ、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。


蔵の作品の片付けを手伝いに来てくれていたこへび隊の牧さん、山田君も餅つきに参加。
このつきたての餅、本当においしかった!豚汁の雑煮は最高でした。あんころときな粉もよかったです。


友人のお薦めの兵庫の酒・空蔵を差し入れしました。酒に詳しそうなお父さん方も、これはおいしいと言って下さいました。そして、この日、作品を展示していた蔵もちょうど空になりました。