10月27日、「光をつむぐ 祈りをつなぐ」を撤去しました。
今回、作品展示場となった蔵は、契約が切れるので、いったん現状復旧して家主さんにお返しする必要があったのです。夏の芸術祭期間中に数千人の方がリレーして巻いて下さった糸は、大黒柱の周りに巻いてあるので、切るほかありません。この日、かたづけを手伝いに来てくれた、こへび隊の牧さんに厳かに祈るようにして、最後の糸を巻いてもらいました。
この日、窓から西日が差し込んで、室内はとてもきれいな光に満たされ、糸もきれいに輝いていました。
そして、農舞台の高橋さんを加えた3人で糸を切断し、ロールと紙にはさんで巻き取っていきました。
糸の長さは5mほどですが、新たな作品の素材にしたいと思います。多くの方が引いて下さったこの糸は、かならず有効活用したいと思います。