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ネジマキ

・手巻きの掛け時計の振り子の後ろに隠れていて、時々フタを開けてゼンマイを巻いている。

・掛け時計を茶室として利用している。茶筅は自作でゼンマイ式。

・無口無表情で、何を考えているかわからない。

・自分もゼンマイで動いていると思い込んでおり、そのネジは時計同様、自身では巻けない。

ウズマキに自分のネジを巻いてくれるように頼んでいる。孤独を愛するものの、独りでは生きていけないことをわきまえている。

・困っていても表情に出ないし、助けも呼ばないので、「かさの開いていないキノコ」のようになっている時がある。

・時々、森にキノコと出会うために、散歩に出かける。

・キノコは木、標高、季節によって生える種類が違う。また1日経てば形も変わる。キノコとの出会いはまさに一期一会である。

・キノコのことを「森のネジ」だと思っており、シンパシーを感じている。キノコにだけは自分からやさしく話しかける。

・人が誤って毒キノコを採ろうとすると、「ギーギー」とゼンマイが動き出すような擬音で驚かせる。

・世界はいろんなゼンマイで動いており、誰かが誰かのゼンマイを巻いてあげることで成り立っていると思っている。

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