新聞部
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・雪解けの頃、家の外をぴょんぴょん飛びまわって、無邪気に花や虫たちと遊んでいる。
・地上を俯瞰できる天眼通(テンゲンツウ)を持っている。
・1度天眼通を使うと、代償として本名を1日忘れる。「ユキワリ」というのは愛称。
・春の訪れ(音連れ)を真っ先にみんなに伝えてまわる。
・添加物や保存料や人工甘味料や遺伝子組換え食品が苦手。しかし他のマユビトに無添加・無農薬を勧めたりしない。モラル(道徳)とマクシム(格律)を区別している。
・イベントで売っている、硬くてマズくで割高の手作りパンを、ついつい買ってしまう。
・愛嬌があって、誰からも慕われている。
・子供に語りかけるようなやさしい詩を作る。
・自分の要求を強く言わない。食事をしたい時は「なんだか、おなか空かない?」、体を暖めたい時は「少し寒くない?」のように、全て質問形(タッグクェスチョン)で言う。「俺は空いてない」とか「これぐらい寒くない!」とか答えてはいけない。
・春が過ぎると、虹となって空に放たれ、ガイアの一部となり、集落を天上から見守る。
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・ツバメと一緒にいいニュース(福音)を人々に伝えてまわる。
・しかしとても恥ずかしがり屋で、とても声が小さいため、気付かれないことも多い。
・恥ずかしい体験は、なかなか忘れられないものである。キッポーは声をかけることすら恥ずかしいので、他のマユビトと会った時のことをすべて記憶している。その結果、マユビト全員の行動パターンを把握しており、マユビトがどこにいても、いいニュースを伝えに行ける。
・優しい性格と思われているが、実のところ意地悪ができないだけ。
・ツバメがいないと階段から落ちたり、ガラス戸にぶつかったり、何もないところで転んだりする。そのためツバメが南に旅立ってしまうと、そうそうに家に閉じこもってハッピーエンドの本ばかり読んでいる。
・読む本がなくなるとジャノメに頼んで借りてきてもらう。しかしジャノメの誇大的な自己が少し苦手。
・心優しそうなイトトリに想いを寄せている。
・「どんなことでもいいから誰にも負けない何かを持つべき」という自分探し的な幻想には、全く興味がない。
・打ちにくいところに球を投げる野球や、ボールを取り合うバスケなど、スポーツは相手が嫌がることばかりして競い合うので嫌い。
・鳥の絵柄の使用済み切手をほどほどに集めている。
・「いつかこの子たち(切手)を使って、鳥の図鑑の豆本を作りたい」と考えている。
・鳥の解説には、人文的な要素を入れようと思っている。例えば「箱舟から飛び立ったハトがオリーブの一枝をくわえて戻ってきたことで、洪水がひいたことがわかったと言われている。その『鳩にオリーブ』の図柄が、中国で『花喰い鳥』文様になり、日本で『松に鶴』文様になった。しかしツルは松にとまらず、とまるのはトキ。トキは花ではなく魚を食べる」といったように。
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