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西宮船坂ビエンナーレ活動記録6

TeN音楽ワークショップについては、6月下旬から子ども会をつうじて参加を呼びかけることとしました。
2日間のプログラムで、初日は竹の手製楽器を用いてのリズム遊び、ミニコンサート、
2日目に唱歌を歌えるところまでもっていき、それを録音してそのまま作品に用います。

曲目は、翻訳唱歌である「埴生の宿」と「野ばら」に決定しました。
2曲とも翻訳唱歌としたのは、私からの要望で、137年の歴史を誇る船坂小学校には、その頃に日本に移入され、その後日本人の心の原風景となった翻訳唱歌が似つかわしいと思ったからです。
「埴生の宿」は、もともとイギリスの歌劇の曲「Home sweet home」で、TeNさんも最新アルバムで素晴らしい解釈の作品を収録しています。
「野ばら」は、シューベルトが有名ですが、今回はウェルナーの作曲のものにしました。
これは、TeNさんの意見で、ゆったりしたほうがいいという判断です。

早速、TeNさん、大前さん両氏でリハーサルが行われ、こどもたちに事前配布するデモ版も完成しました。
大前さんのピアノにあわせて、TeNさんが普段の歌唱法よりいくぶんか「先生っぽく」歌っています。
とても素晴らしい内容でした。
さすが、音楽の第一線でプロしして活動しているお二人です。
ますますワークショップ本番が楽しみになりました。