西宮船坂ビエンナーレ活動記録7
歌のワークショップは順調に計画が進んでいっていますが、実は教室内のインスタレーション(しつらえ)をどうするか決まっていませんでした。
基本的には、こどもの「不在」「巣立ち」を印象づけるため、教室内の机、椅子に羽毛を積もらせようというのが、当初案です。
ということで、実際に教室で机の上に羽毛を置いてみました。
羽毛自体はきれいなんですが、うーん、なんだかしっくりきません。
下手すると、「天国」あるいは「歌謡ショーのスタジオセット」みたいになってしまわないかと心配になりました。
また、布団屋さんと話をしているうちに、ダウンは扱いが難しいことが判りました。
当初は、羽根(フェザー)とダウンとを併用して、ボリュームを出そうと思っていたのですが、ダウンはものすごく浮遊しやすく、吸い込むと人体にも悪いそうなので、使用を諦めました。
フェザーは、通販で真っ白に漂白した美しいもの(上の写真でも使用)が売られていますが、かなり高価です。
以上のことから、フェザーだけで教室の床面全てを埋めるのはやめにして、他の素材を併用することを考えることとしました。