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西宮船坂ビエンナーレ活動記録12

猛暑だった2010年の夏でしたが、ちょうどお盆の頃、クーラーのない船坂小5年生教室で引き戸づくりに着手しました。
なぜ引き戸を制作するのかというと、もともとあった引き戸は窓が小さいので、映像を投影するには不向きだからです。
合計4枚の木製の引き戸を制作しないといけません。
しかも、引き戸の動きによって、プロジェクターの映像のON/OFFを制御する予定なので、
スムースに動くと同時に、強度と軽量化の両立を図らなければなりません。
引き戸の図面を引いてくれたは、神戸ビエンナーレ2007「掃き清められた余白から」でも和室を設計してくれたたけちゃん。
今回も、下見の際に寸法をとって、完璧な図面を作ってくれました。

初日は、図面どおりに1枚つくって、ちゃんとはまるかどうか確認するまでの作業です。
たけちゃん棟梁の指示のもと、組み立てを行いました。

コカさんは、グラインダーで、窓周りの剥がれたペンキを削ってくれています。(カーテンが引っかからないようにするため)

その後、8月29日には、GUNちゃんにも手伝ってもらって、残り3枚の戸板を一気に制作しました。
4枚とも、ちゃんとスムースに動きます。

隣の古い引き戸比べると判りますが、窓の大きさが全然違います。
この窓が、影絵の映像を映すスクリーンとなるのです。
たけちゃん棟梁はじめ、皆さん、暑い中、お疲れ様でした。
本当に汗まみれの毎日でしたね。