西宮船坂ビエンナーレ活動記録13
8月20日は、翌日の撮影に備えて、船坂小学校ランチルームで、スクリーンを組み立てました。
スクリーンは、幅5m必要だったのですが、弛まないように白布を張る必要があります。
たわむと影絵が歪んでしまうからですが、これが結構難しい。
結局、7月25日のBBQの時に会場脇で発見したビニールハウス用の長~い鉄の棒を背骨にして、
集落の坂口さんからお借りした植木用の脚立を支柱にして、なんとかスクリーンを準備しました。
ちなみに机やペン立ての影のようなものは、段ボール紙の切り抜きです。
さて、撮影です。
撮影は、再びこどもたちとTeNさんに集まってもらって、行います。
7月のワークショップで録音した音源を本番用に編集した10分の曲(2曲分)を用意し、
それを聞きながら演技をし、その影を白いスクリーンに映して、ビデオカメラに収めます。
カメラマンは、井上真喜さん。再び沖縄から来てくれました。
また、この日はコカさん、たけちゃん、武庫川女子大学の岩澤さんも手伝って下さいました。
7月の録音の時もそうでしたが、こどもの集中力は長くはつづきません。
一発勝負のつもりで臨みました。
こういう現場作業は、美術の人間では勝手が分からないところが多く、
TeNさんとの事前打ち合わせでシナリオなども作成していたのですが、
テレビの仕事を多く経験している井上真喜さんの意見で、あまり演技はしないことを基本にして本番に臨みました。
2回目の本番で、なんとかOKテイクが録れました。
撮影後、こどもたちは井上真喜さんの持ってきたテレビカメラに興味津々でした。
そしていつもの腕相撲大会もしました。(なぜか大人と腕相撲をしたがる子供が多い)
みんな、お疲れ様でした。ありがとう。
なお、この後、引き続いてコカさん、岩澤さんに手伝ってもらって、羽毛が降っているところの撮影も行いました。
あとは、音源をマスタリングしたものを井上真喜さんに送り、完成版のDVD映像に仕上げてもらいます。