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西宮船坂ビエンナーレ活動記録15

こんどは音源のマスタリング作業です。
この作業は、TeNさんのアルバム制作にも携われた湯原大地さんにお願いしました。
すでに湯原さんとは7月頃から何かと相談事をお願いしており、
7月のワークショップの際にも、機材の調整のため、船坂まで来ていただいています。

私は、昔から音楽が大好きでしたが、もっぱら聞く側専門で、実技はまるで駄目なのですが、
こういった音を作りだす現場に憧れを抱いていました。
この日は、ミキシングとマスタリングを同時に行いました。


と言っても、私はただ見ているだけです。
TeNさんと湯原さんがいろいろ意見交換しながら、作業を進めていきました。
音って、リバーブをかけたり、切ったり張ったりするだけでなく、のばしたり、重ねたりとなんでもできるんですね。
CD制作の裏側を覗いたような気分でした。
おかげさまで、作品本体で使用する音源(埴生の宿、野ばら)がめでたく完成、
早速沖縄のイノマキさんにデータ便で送信し、DVD映像に取り込んでもらうこととしました。

なお、湯原さんは、実は大の現代美術ファンだそうで、この夏、瀬戸内にも2回ほど行かれたそうです。
今回の作業は「自分が楽しみで協力しています」と言って下さいました・・・・
なんていい人だと思いつつも、今回のプロジェクトがこうした人の縁に恵まれていることに改めて感謝しました。