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GW妻有壁塗りツアー

2006年05月05日 古民家再生, 映像/繭の記憶, 里山のくらし

5月2・3・4日にわたって、古民家の展示空間の整備を行いました。
初日の妻有は、寒かったです。夕方到着時の気温は5度。
翌日搬入される壁土のスペースを確保するため、着いていきなり雪かきをしなければなりませんでした。

本格的な作業は、3日の朝7時半から。
まず、新潟県内の土建屋さんから壁土を搬入してもらいました。
2トントラックいっぱいの土です。(ただし多すぎて余ってしまいました。)

室内作業では、まず枠に「ちりとんぼ」(麻紐を釘で留めたもの。壁の収縮対策)を打ち、石膏ラスボードの壁面に、下地材(プラスター)を塗りつけます。

40平米の壁面に、ひたすら下地+土壁を塗る作業は、大変ハードなものでした。
みんな腕がパンパンになりました。
頃合いを見て古民家のすぐ裏手で、お昼やおやつタイムをとりました。
残雪の棚田がとても美しいところでした。(蓬平集落の隠れた絶景ポイントのひとつです。)

作品C(テグスで吊した繭の連なり)採光用のスリット窓周りの土壁を塗ったところ。
表面は、それらしく藁をまぶしています。
壁ぬり作業は、4日の午前いっぱいかかりました。
時々、となりのおじいちゃんが様子を覗きに来てくれて、ものすごい鏝捌きを披露してくれました。
(みんなで「師匠」とよばせていただきました。)

古民家の外観はこうなっています。
前回まで窓だったところは、細いスリット状の採光窓のみを残し、ふさぎました。
3日、4日と急速に暖かくなり、雪も一気に溶け出しました。

室内内壁はこれでほぼ完成状態です。
細い採光窓を2カ所のみ残しました。

撮影・録音作業も平行して、じっくり行いました。
二人組で集落の各所をまわり、春らしい絵・音を撮りました。
写真は、蓬平集落の雲海の様子。
朝4時半起きした甲斐がありました。
どのような映像が出来上がるか、楽しみです。

最後に春らしい写真を2点。
妻有では、ようやく桜が満開になりつつありました。

これはお弁当を食べた眺望スポットの夕景です。

今回は、本当にたくさんの方にお世話になりました。
みなさん、遠路はるばる有り難うございました。
(ただし、プロジェクトは、これからもまだまだ続きます・・・)

コメント

みなさん、お疲れさまでした。
今回は、Lee氏&みんみんさんに御協力頂いたお陰で、大変充実した撮影ができました。
本当にありがとうございました。
コゴミ、ゼンマイなどの山菜が地面の
至る所から吹き出すように生えていて、
雪国の春の勢いに感動しながらカメラを
まわすことができました。

カエルの美しい合唱も録音することが出来、良かったです。

改めて、音楽の原点というか、
自然の音の素晴らしさ、豊かさを感じました。

次回は雪が完全に溶けた景色を撮影したいです。

そろそろ撮影中心から編集の方へ作業も
移ります。

今回、参加されたみなさんや地元の方と
交流できたことも大きな喜びでした。

たくさんありがとうございました。

こんにちは。
土壁工事、完了おめでとうございます♪
テレビなどで、放映されるような予定などありましたら
お知らせくださいね^^

これは、「じんちゃん」さん、
投稿有り難うございます。
暖かい「通信教育」のお陰で、何とか進めることが出来ました。
本当に有り難うございました。

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