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開幕前の修羅場にむかって1 (7月15日-17日)

2006年08月01日 1F/休憩室,資料室, 古民家再生, 雲の切れ間から

いよいよ開幕前の最後の1週間に突入しました。
7月15日-17日までの前半は、アマルナケンさんとノザケンさんの強力なサポートがありました。
こへびのSさんも加わって、とにかく家を仕上げにかかります。
写真は、天井を墨で塗る両ケン氏と和紙の壁貼りの下地を塗布するSさん。

いろいろあって、ニューヨーク在住のアメリカ系フィリピン人のルイスさんも和紙貼りなどを手伝ってくれました。
ルイスさんは、いろんな賞を受賞されている詩人とのこと。

両ケン氏が、一気に土間もやってしまいます。
砂利を敷いた上に、土壁塗りであまった土と下地塗り剤とを混ぜたものを塗って、
そこらにあった石を踏み石にしてくれました。すごいぜ!

ぼくはこの間、ジオラマの仕上げを並行して行っていました。
表面には先週みんなでつくった真綿を貼り合わせています。
(この前の晩、真綿の縁のカット作業を両ケン氏とSさんにしていただきましたが、真綿はカットが本当に大変でした)

天井塗り、壁塗りも終わったので、ついに畳を敷くことが出来ました。
こうすると人が住めそうな部屋になるから不思議です。
両ケン氏とSさんは、ここで作業終了。
本当にお疲れ様の3日間でした。
なお、本当に修羅場だったこの前の晩の「2400個の蚕からサナギを取り出す作業」については、
写真を撮る心の余裕が無く、紹介することは出来ませんが、
夜中までお手伝いいただいた皆さん、ほんとうに有り難うございました。