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繭グッズ デザイン発表

2009年03月28日 桑の葉を揺らす雨, 繭人形/マユビト

繭グッズの生産は、今年の「養蚕プロジェクト」の大きな柱です。
蓬平産の繭をつかって、現在、集落のお母さん方と協働して、つくっているところです。

今度の4月4日に十日町市内(クロス10)で第4回大地の芸術祭の現地企画発表会がありますが、繭の家関連で言えば、この機会にあわせて、繭グッズを集落と協働で生産していることをアピールするため、印刷発注前の最終デザインでのパッケージ見本を出展する予定です。
それに向けて現在、夜間工房デザイナー(BON氏)の作業も大詰めを迎えました。

写真は、繭人形「マユビト」のパッケージ見本です。
農舞台のK原さんに何通りかの配色パターンを見せるつもりなので、まだ最終形ではありませんが、いまのところこんな感じで作業を進めています。
ご覧の通り、絵柄はコカさんマユビト図鑑で描いた里山風景が好評でしたので、そのまま要素としていただいています。
また、ロゴは集落のこどもさんから募集したものを採用しました。
この写真は磁石付タイプで、パッケージの用紙に取り付けたクリップに磁力でくっついて固定されています。

こちらの写真は台座付タイプです。

また、CD「桑の葉を揺らす雨」もジャケットを新たにして、生産します。
このCDは、2006年に録音した蓬平のナチュラルサウンドを収録したサウンドオブジェで、繭の家の作品Aにも用いられている「1万匹の蚕が桑の葉を食べる音(雨の降る音に似ている)」や、雪解けの水音、鳥やカエルの鳴き声をイノマキさんが里山のオーケストラのようにして録音したものです。
CDカバーは、蓬平産の繭を集落のお母さん方が真綿に伸ばしたものを用いています。