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春の開館準備 

2010年04月25日 養蚕プロジェクト


古巻です。春の開館に向けて久しぶりに現地入りしました。
写真は4月24日の繭の家。ご覧の通り、まだまだ雪がたくさん残っています。
桜は、まだ全然咲いておらず、びっくりしました。(お隣の上越市ではもう散っていたのですが・・・)
奥の桑畑周辺は、おそらく2mの雪です。ちょっと雪を掘ってみましたが、全然歯が立ちませんでした。
あと一週間でどれだけ溶けてくれるのか心配ですが、GWにいらっしゃるお客さんはきっと残雪に驚くことでしょう。

今回の来訪の主目的は、作品の冬期梱包の開封と、作品秋に故障した作品の修理です。
作品「雲の切れ間から」のジオラマのLEDが切れてしまったので、今回思い切って全部取り替えました。
写真の作品(空へ放つ)も、開封したところ、心配していた繭の劣化もほとんどなく、一安心でした。


今回の開館準備にあわせて、蓬平のお母さん方がお手伝いに来てくださいました。
おかげさまで、掃除もはかどり、大変助かりました。
掃除のあと、お茶とお菓子を囲んで、歓談するとともに、農舞台事務局から今年の開館について説明を行いました。
実際問題として、みなさんお忙しい中、週末ごとに当番に入っていただくのは、大変なことなのです。
マユビトづくりや、繭の家の運営などにいろいろご尽力していただける集落の皆さんには、ただただ感謝するしかありません。
新しいシーズンに、また新しい出会いや、思いがけない楽しい展開が待っていることを期待しています。


今回のお掃除に来て下さったのは主にマユビトチームのお母さんでした。
生産グループとしての動きも順調で、マユビトの販路拡大にもいろいろ動いて下さっています。
地域内のレストラン「あぐう」のほか、今回新たに芝峠温泉・雲海にも置いていただけることになりました。
おかげさまで好評のマユビトづくりも、そろそろ作品の繭がなくなろうとしていますが、
今年の夏にまた集落で養蚕をしていただいて、冬の生産につなげていくことになりそうです。
写真は、農舞台のレジ。物販コーナーとは別にレジカウンターにもマユビトをさりげなく置いてくださっていました。