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夏の蓬平

2010年08月09日 蓬平の四季


作品を修理するため、急遽、蓬平を訪れました。
この夏、はじめての蓬平です。
到着した日は、曇りがちで、夕方から夜にかけて何度か雨が降り、比較的涼しかったです。


今回の故障箇所は、これです。
作品A「夜半の雨音」の光るまぶしのLEDの一部が消えていました。
早速4年ぶりに光るまぶしを壁から外し、不良箇所を点検しました。
(幅が4m近くあるので、上げ下ろしの作業は結構たいへんです)


光がつかない40球のLEDを調べたところ、1箇所で断線を発見!


早速、はんだでつなぎました。
おかげさまで、作品修復はなんとか無事終了しました。


ちなみに作品Aの光るまぶしの裏側です。全部で2400球あります。


この二日前に、集落の老人会の方が繭の家の隣の桑畑の雑草を刈って下さいました。
今年の養蚕のために去年植えた桑の木も短く刈ったのですが、
その桑の株がちゃんと見えるように丁寧に雑草を刈っていただいています。
ありがとうございます。


繭の家の玄関正面には、マリーゴールドが並んでいました。
まごべいさんが苗を提供して下さり、キヨミさんと一緒に植えて下さったそうです。
とても嬉しく思いました。


玄関から見るとこんな感じです。
2日目は、朝のうちは小雨が降っていましたが、昼前から真夏の日差しが戻ってきました。


今年収穫した繭を見せてもらいました。
約2800個あるそうです。
これからさらに乾燥させて、マユビトの材料に用いるそうです。
今年もマユビトの売れ行きは好調で、農舞台では品薄になりつつあるそうです。
今年は、十日町の高原リゾート、ベルナディオにも置いているそうです。


これは、繭の家のテレビの上に置かれていた繭神様(マユビトの特別仕様)です