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6月の作業 柱を建てる、繭ゆで研修会

2012年07月30日


蔵の家主のコトエさんが、蔵の前に豆ととうもろこしと花を植えてくださいました。
6月は、引き続き柱の作業を行いました。


まずは角を丸く削り出した柱を所定の位置に建てました。


次に柱を艷消しカシューで塗装。本当は漆を塗りたかったのですが、以前、少し塗っただけで顔面が腫れたことがあったので、こんなに塗ると命に関わるということで嫁さんから禁止令が出て、断念。


全体はこんな風です。この周りをお客さんが会期中に繭から糸を引いてぐるぐるとまわります。


一方、蚕は例年のとおり、君男さんが育ててくださっています。静かに桑の葉をたべています。


繭グッズの方は、今年はマユビトのプレミアタイプを新発売します。マユビトチームのキヨミさんのお宅で撮影しました。


6月は月末に「繭ゆで・糸引き」当番の研修会を集落の方を対象に行いました。今回の作品は、会期中毎日がワークショップのようなものなので、当番の方の対応に負う部分がかなりあります。集落一番の繭名人のまごべいさんに教わりながら、実際に糸を引いて柱の周りを周りました。結構面白くて、会話が弾んで嬉しかったです。


巻いてみた繭糸。予想通り、美しいです。