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7月の作業① 蔵を仕上げる

2012年07月30日


7月上旬。桑の実が赤く熟してきました。蓬平での作業もいよいよ佳境です。
7月は、とにかく蔵をきれいにしなければなりません。


一番の悩みは、蔵に入って正面の漆喰壁でした。中越地震のとき、ヒビが入ってぼろぼろでしたが、集落の左官屋さんである新一さんがボランティアで塗ってくださいました。新一さんは、技能オリンピックで県代表に選ばれたほどの腕のいい職人さんです。なんともありがたい話です。


7月の作業では、香港の学生さん2名ががボランティアで手伝ってくれました。写真は香港のMさんと日本人のTさん。炎天下の中の床掃除や板運びなどのきつい仕事ばかりでしたが、とても一生懸命に手伝ってくださいました。あつかましくも家主のコトエさん宅に上がり込んでお茶をしたり、養蚕の様子を見学したりしました。みなさん、ありがとうございました!


ちなみにこれが7月半ばの蚕。5齢幼虫です。桑の葉を食べる「雨音」が聞こえます。


この時期、集落のあちらこちらでタチアオイが咲き誇っています。大好きな夏の花です。