繭人形(プロトタイプ)
2007年01月31日 U・RU・U festa, 加古雅彦:コカ, 大地の芸術祭, 繭人形
(コカ 2007 「繭人形(プロトタイプ)」 繭、綿棒、麻紙、ナイロン糸、木工用ボンド)
・繭人形の試作品です。
・「プチモ」用キャラクターも赤くして追加しました。
・試験的に「まつだい農舞台」で販売したところ、完売しました。
・ぶらさげる白い糸は、繭から糸をつむいでいる様子も表しています。
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(コカ 2007 「繭人形(プロトタイプ)」 繭、綿棒、麻紙、ナイロン糸、木工用ボンド)
・繭人形の試作品です。
・「プチモ」用キャラクターも赤くして追加しました。
・試験的に「まつだい農舞台」で販売したところ、完売しました。
・ぶらさげる白い糸は、繭から糸をつむいでいる様子も表しています。
(コカ 2007 「ウッドピンチ・モビール」 ウッドピンチ 針金 ヒートン)
・アメリカの古い木製洗濯ばさみ(ウッドピンチ,ウッドクロスピン)を使ったモビールです。
・こちらはモビールを開発したコールダー(カルダー)風に、ちょっとしています。
・マニアックな話ですが、違う種類のウッドピンチを使っています!
・神戸栄町の「LikeLike」で激安で買いました。
・絵葉書をはさむと、風を受けてよく動きます。
・雨の日は、室内干しに早がわりです(嘘)。
(2007/10/06-11/25 古巻和芳 + あさうみまゆみ + 夜間工房 「掃き清められた余白から」)
・神戸ビエンナーレ2007 アートインコンテナコンペティションで実行委員会特別賞を受賞しました!
・この賞のすごいところは、初めからあった賞ではないことです。会期中、多くの鑑賞者に感銘を与えた作品ということで特別に賞がもうけられ贈られることが決まりました。
・夜間工房のスタッフは、らぶさん、シバさん、Lee氏、o-noli氏、コカ、メンソール教授、たけちゃん、Gunちゃん、アズキさん、ヒゲ君です。
・四畳半空間の設計施工はたけちゃんがしました。
・古巻和芳さんが作った応募用の模型です。とても細かく作りこまれています。
・神戸市役所東側の地下道に飾られている様子です。
・古巻和芳さんが作ったコンコン鳴る装置です。
・録音された音ではなく、セルベンをたたいて会場で実際に鳴っています。
・A海さん、アズキさん、古巻和芳さんが石膏で型をとりました。
・この型を使って砂状のセルベンを砂まんじゅうを作るように形を押しつけます。
・型がついたセルベンをA海さんが焼いてくれました。
・型を取る色々な方法をワンダワダ氏から教えてもらいました。
・また古巻和芳さんは、神戸大学六甲台や御影公会堂や神戸教会などのタイルをかたどりしてまわりました。
・許可を得てかたどりしていたものの、通行人にはとても不審がられたそうです。
・Lee氏が実家から昭和の後期っぽい建具を探し出し、提供してくれました。
・またアルファベットが刻まれた古いレンガも提供してもらいました。
・O-noli氏が奥さんのモクちゃんの実家から、昭和の後期っぽい鏡台や扇風機などを探し出し、提供してくれました。
・現場作業1日目。ブロック2.4tの運び込み、床への敷き詰め、地割れ処理、4畳半空間のパーツ搬入、部材確認をしました。
・作業2日目。棟梁のたけちゃんの図面に基づいて切り分けられたパーツをみんなで組みました。
・コンテナの外で作った2.5m四方の壁2枚(厚みも2.5cm)をコンテナに入れました。
・壁に2つの梁を渡しました。
・越後妻有トリエンナーレでも一緒だったみつなりさんが手伝いに来てくれました。ありがとうございます。
・作業3日目。床に角材を組みました。
・角材の上にベニア板を張りました。
・作業4日目。柱の塗料・ニス塗り、壁の下地材の塗装をしました。
・作業5日目。土壁(漆喰)の上塗りをしました。
・大阪芸大のMさんにボランティアに来てもらいました。ありがとうございました。
・作業6日目。音響装置の調整、セルベンを搬入、白い瓦礫の小山を組みました。
・NHKの取材を受けている様子です。インタビューしてくれているのは水野麗奈さんです。
・表彰式の様子です。古巻和芳さん、A海さん、たけちゃんが壇上にいます。
(コカ、O木 2007 「第3回 繭人形づくりワークショップ」)
・2007/10/18に浦田小学校の授業で「繭人形づくり」のワークショップが行われました。
・蓬平集落の「繭の家」でのワークショップの様子です。
・生徒さんだけでなく、校長先生や父兄のかたも参加を希望してくださったそうです。うれしいですね。
・O木さんが作り方を教えてくださっています。
・写真もO木さんからいただきました。ありがとうございます。
・第2回ワークショップの型紙は可愛らしさでは好評だったのですが、型紙を組み合わせる自由度が低かったので、教材としての課題がありました。
・また、男の子が喜びそうなキャラクターが少ないという指摘もありました。
・そこで第1回ワークショップの型紙に、第2回ワークショップの時に作った赤ずきんのキャラクターと、怪人っぽいキャラクターを追加しました。
・選べるキャラクターの種類も大幅に増やしました。
・福笑のように顔のパーツを入れ替えて、大人の予想をはるかにこえた繭人形ができています。
・もやしもんの教授みたいな繭人形もいますね。
・可愛らしさが減ったので少し心配していたのですが、好評だったそうです。安心しました。
(コカ、O木 2007 「第2回 繭人形づくりワークショップ」)
・2007/09/03に松代小学校と松之山小学校の授業で「繭人形づくり」のワークショップが行われました。
・見本の繭人形です。
・「生徒が作った繭人形を展示したいので、第1回ワークショップで作ったようなぶら下げ型ではなく、土台のついた置き型の繭人形を作りたい」という申し出があったので、テグスをなくし土台を用意しました。
・また、第1回ワークショップで一部の参加者から「繭人形がオバQみたいだ」という意見があったので、可愛くカラフルにしてみました。
・「繭の家」でのワークッショプの様子です。
・子どもたちが作った繭人形です。
・「早く持って帰って飾りたい」と好評だったそうです。とてもうれしいです。
・後日、子どもたちが寄せてくれた感想です。
(コカ、古巻和芳、O木 2007 「第1回 繭人形づくりワークショップ」)
・2007/08/11に「2007夏 大地の祭り」のイベントとして蓬平集落の「繭の家」にて「繭人形づくり」のワークショップが行われました。
・「一体何人参加してくれるだろう?」と心配していたのですが、総勢30名も参加してくださったそうです。ありがとうございました。
・ただ当日はよりによって今年一番の猛暑日になりました。涼しくつくられている古民家といえど、エアコンなどはないため、とても暑かったそうです。
・そんな中、蓬平集落青年会のみなさんが、お茶を用意したり、作業机を運んだりしてくださったそうです。本当にありがとうございました。
・見本の繭人形です。
・農舞台のグッズ担当のかたからの意見を取り入れて、置き型ではなくぶら下げ型を作ってみました。
・以前作った試作品の繭人形も参考に置かれていました。
・表面に塗った木工用ボンドを乾かしている様子です。
・写真はワークショップに参加してくださったMOTOさんが撮影したものです。色々とありがとうございました。
(コカ 2007 「繭人形(プロトタイプ)」 繭他)
・今まで多くの繭人形がボツになりました。
・一番最初にコカが作った繭人形です。
・古巻和芳さんから繭をもらって10分くらいで作りました。基本的なデザインは今も変わっていませんね(笑)。
・繭の表面は何も塗られていません。
・「結局、最初のがいい」と言われることもあります(笑)。
・トリエンナーレの会期中に「繭の家」の1階に置いてもらっていた繭人形です。
・グッズとしてではなく、夜間工房が「繭の家」制作に参加した記念として置いてもらいました。
・足が綿棒ではなく、爪楊枝と木片でできています。
・「繭人形は販売していないのか」という問い合わせが多かったそうです。
・BELさんが新神戸で販売していた繭人形です。
・農舞台より先行して発売したわけですが、かなり好評だったそうです。
・自分用の繭人形が1体もなかったので作ったのがコレです。
・足を作りやすい綿棒に変えています。
・販売用に考えた繭人形1号です。
・ビーズをなくしています。
・ただ全て手書きなので、集落の人では作れない問題点がありました。
・またビーズと、ストラップのヒモでは単価が4倍ほど違いました。
・古巻和芳さんは「宇宙人っぽい」と思ったそうです。
・販売用繭人形として、古巻和芳さんへのプレゼン用につくった画像です。
・既に手元に繭がなかったので写真を加工して作っていました。
・古巻和芳さんは「繭人形が増えていく様が、マヤの数字の神様のようだ」と思われたそうです。
・実際に作ってみたのが、コレです。
・型紙はマイクロソフトのワードで作られています。
・手書きではなく印刷した和紙を貼ることで、誰でも作れるようにしました。
・とはいえ実際に和紙を貼ってみないとどういう感じになるかわからかったので、何度も貼ったりはがしたりしていました。
・のべ100体以上作りました。
・色々試作していくうちにコカの作品の中で「繭人形シリーズ」が一番多くなってしまいました。繭人形作家と名乗ってもいいかもしれません。
・実際に一般の人が繭人形を見てどういう反応をするか古巻和芳さんに見てもらうことにしました。
・また実際に繭の家に並べてみてもらいました。
・そこでようやく古巻和芳さんも商品として手ごたえを感じてくれたそうです。
・結果的に多くの繭人形ができました。
・農舞台のグッズ担当のかたも、これらを見て好感触だったそうです。
・農舞台のグッズ担当のかたから、「置物よりストラップなど用途があるほうがグッズとしてはいい」といわれて作ったのがコレらです。
・アクリル絵の具を塗ると完成度もあがるのですが、手間がかかりすぎます。1体作るのに1時間かかります。
・ビーズには針金が通っているため、糸は細くて丈夫なテグスしか使えません。
・透明なテグスをビーズに通すのは、老眼でなくても難しいです。
・繭の大きさが同じでないため、繭を1周する帯を貼るのが難しいそうです。
・そういった理由から、このタイプのぶら下げ型はボツにしました。
・「繭の家」にちなんで、家型の繭細工も作ってみましたが、同様の理由でボツにしました。
・綿棒をまとめてムラなく塗るのはとても難しいので、塗らずに白のままにしました。
・綿棒に合わせてビーズも白にしました。
・そんなわけできわめて原点に近い形になりました。
・腕がある繭人形も試しに作ってみましたが、いまいちだったのでボツにしました。
・琉球玩具はりこ作家の豊永盛人さんが描いてくれた繭人形です。ありがとうございます。
・僕は豊永盛人さんのファンで彼の張り子のほとんどを持っています。
(コカ 2007 「16番地」 A4パネル、アクリルガッシュ、網)
・家のイラストです。
・雑貨が多い家に絵を飾る場合、油絵よりイラストのほうがいいのではないかと考え、久々に「ちょっと風景っぽい」「中心がよくわからない」「色が単純な」イラストを描いてみました。
・ダークロ氏にプレゼントしました。
(コカ 2007 「16番地」 B5パネル タイル)
・妻の古着、余っていたタイルで作りました。
・何故「鹿の子」柄のファブリックボードが表札になるかというと、「カコ」には「鹿児(カコ)」という意味もあるからです。
(コカ 2002,2007,2008 「手」 パネル アクリルガッシュ)
・修論等で忙しくて、あまり絵が描けない時期でした。
・「せめて卒展だけは、他の部員のためにも、全力をつくした絵を描こう!」と思っていたのですが、結局描ききることができませんでした。