古民家再生 1日目
2005年11月05日 古民家再生
これが「繭の家」となる古民家です。
松代(まつだい)の拠点となる施設「農舞台」から車で約10分の集落にあります。
ここまでは、案内がないとたどり着けません。
山あいを眺められる良い場所に建っています。隣にゲートボールコートがあります。
突き出している増築されたようなトタン張りの部分に、入り口とトイレがあります。
お年寄りが上り下りするには急すぎる階段で2階に上がれます。
今回の片付け(というかちょっと解体)の前に、別の場所で民家解体彫刻のプロジェクトをしている棟梁に見てもらったところ、かなり状態がよく、ずいぶんきれいな空家なんだそうです。「これなら片付けも簡単ですね」とのことでした。
もしかしたら、日用品・家具を取り除く引越し級作業だけなら簡単だったかもしれません。
でも、家具などをあらかた運び出してもあまりすっきりとせず、大人数を動員して作業できるのが土曜日しかない、という状況だったので、建具・畳・壁の内装解体作業まで拡大してやることになりました。
展示は2階がメインとなる予定で、まずできるだけ2階を空っぽにして作品のイメージをつかもうとしたからです。
こうした作業で、こへび隊のみなさんの活躍は大きく、いろいろなプロジェクトをサポートしている彼らの力・経験は頼もしいかぎりで、一緒に作業していてとても気持ちの良いものでした。
(アマルナケン)