« グッズ関連 | メイン | 財団法人 日本真綿協会 »

大箱の改造3

2006年01月19日 夜半の雨音

大箱の改造も、そろそろ終わりに近づきましたので、ご紹介します。

大箱の内部は、こんな感じになりました。
本体に仕込んだ5本の蛍光灯の光で乳白色のアクリル板が目映く輝きます。
上蓋の内側にはミラーを張り、同時に小型の蛍光灯を6本取り付けています。
(ミラーは保護のため、緑色のビニールを剥がさずにおいています。)
今後は、白いアクリルの上層にさらに5mm厚の磨りガラスを重ねて完成ですが、ガラスは輸送が危ないので、現地で購入するつもりです。

大箱の内部は、実は蚕に関わる様々なモノのケースでもあります。
繭、真綿、紬、絹、糸、キモノ。
こうしたものを今後、集落の各戸を回って、お話を聞きながら提供頂き、この白い空間に置こうと考えています。
大箱は、メタモルフォーゼのためのブラックボックスです。

写真は、蓋を開ける前の状態です。
光が漏れている穴から、例の蚕の音が聞こえる仕掛けとなっています。
あとは背景の壁に、光る繭を2400個並べます。
大箱の蓋には油を塗っているので、背景の光を反射するだろうと思います。
(それにしても、汚いアトリエの様子がまるわかりです・・・)

コメント

これまたスゴイものができあがろうとしてますね。

それにしても、コマKさんの才能、技術、アイデアはもとより、根気に脱帽します。

いえ、結構雑な仕上げで、
どうやって粗が見えないようにしようかと・・・。
コカさんの方が、上手に仕上げられたかも知れません。
問題は、中に何を入れるかです。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)