どろんこ遊びに向けて
2006年03月18日 古民家再生
古民家の壁を土壁で修復するつもりです。
本来であれば土壁は竹の木舞を組み、そこに下塗りとして荒壁土、中塗りとして中塗り土、仕上げに色土を塗ります。
今回は、作業工程を省略するために木舞は組まず、石膏ラスボードを貼り、そこに土を塗ろうと考えています。
昨年内に愛知県の泥コン業者さんから荒壁土を入手し、着色サンプルを作りました。
ところがこの業者さんに聞いたところ、荒壁土は石膏ラスボードには付かないとのこと。
急遽、新潟県内で中塗り土を入手し、また同じようにサンプルをつくりました。
やはり中塗り土のほうが、粒子が細かく、砂も多く、藁は少ないです。
土本来の色は、黄土色です。(真ん中)
黒っぽい色は弁柄で、赤っぽいのは習字の朱の炭と弁柄を混ぜたもの。
古民家の土は黄色なので、入手した土と同じ色ですが、
全体的にすすけて黒っぽくなっているので、色を合わせる必要があるのです。
土をナイフでこね、整形する作業は、こんなに小さなサンプルでも楽しいものでした。
これが乾くとどんな色になるか?
また報告します。
予定では、40平米ほど土壁を塗ろうかと考えています。
必要な土の量は、1.2立米。2トントラック1台で運んでもらえます。
コメント
土壁塗りは楽しそうですね!
投稿者: コカ | 2006年04月03日 13:35