11月25日に今シーズンの空き家作品公開が終了しましたので、12月15日、16日に作品の冬季梱包等をしに久しぶりに繭の家を訪れました。
この日は雪が再び降り始め、一晩で20cmほど積もりました。
すごく大きな牡丹雪です。いちごぐらいの大きさの雪でした。
繭の家の近くに城山という小さな山があり、そこへ至る道を整備するという話があると聞き、日曜には雪が深くなって登れなくなるというので、急遽土曜日に地元のKさんに案内してもらいました。
O木さんも一緒です。
繭の家から歩いて片道10分ほどで頂上まで行ける距離です。
ブナ林に囲まれた尾根筋を登ります。
真っ白なウサギが目の前を駆け抜けていったりして、素敵な冬の散歩道でした。
この城山は、かつて戦の際にのろしをあげる場所だったそうで、展望がよい場所です。
道の両側にそれぞれ棚田の風景がが広がります。
頂上には平場があって、東屋のような建造物がありました。
20年ほど前にKさんたちが整備したそうですが、最近ではあまり人が登らなくなって、道も荒れてしまったようです。
繭の家とうまく関連づけて集落の魅力作りにつなぐことができればいいなあと思います。
繭の家の壁に、先日「繭人形ワークショップ」に参加した小学生からのお礼の手紙や写真が貼られていました。
はがして持って帰ったので、今度コカさんにお見せしましょう。
また、8月以降の来訪者の感想も見ました。
来場者の絶対数は残念ながら少ないのですが、それでも来て下さった方の感触はよかったようです。
当番に入ったお母さん方の応対に感激したという感想が多く、また来たいという方や、リピーターの方も多いようですね。
日曜日は雪もやみ、時折晴れ間もみられました。
掃除をしていると、地元のこどもがやってきて、雪を掘ってかまくら(ほんやら洞)をつくって遊んでいました。
写真は、ゴールスワージー風に雪を放り投げたところです。
積もり初めの雪は、とても滑りやすいのですが、ふかふかで踏み歩くととても気持ちいいです。
2007/10/18に浦田小学校の授業で「繭人形づくり」のワークショップが行われました。
コカがデザインした繭人形をつくってもらいました。ありがとうございます。
この型紙を切り抜いて、繭に貼りつけます。
蓬平集落の「繭の家」でのワークショップの様子です。
生徒さんだけでなく、校長先生や父兄のかたも参加を希望してくださったそうです。うれしいですね。
O木さんが作り方を教えてくださっています。
写真もO木さんからいただきました。ありがとうございます。
第2回ワークショップの型紙は可愛らしさでは好評だったのですが、型紙を組み合わせる自由度が低かったので、教材としての課題がありました。
また、男の子が喜びそうなキャラクターが少ないという指摘もありました。
そこで第1回ワークショップの型紙に、第2回ワークショップの時に作った赤ずきんのキャラクターを追加し、新たに怪人っぽいキャラクターも追加しました。
選べるキャラクターの種類も大幅に増やしました。
福笑のように顔のパーツを入れ替えて、予想をはるかにこえた繭人形ができています。
もやしもんの教授みたいな繭人形もいますね。
可愛らしさが減ったので少し心配していたのですが、好評だったそうです。安心しました。
2007/09/03に松代小学校と松之山小学校の授業で「繭人形づくり」のワークショップが行われました。
コカがデザインした繭人形をつくってもらいました。ありがとうございます。
この型紙を切り抜いて繭に貼り付けます。
「生徒が作った繭人形を展示したいので、第1回ワークショップで作ったようなぶら下げ型ではなく、土台のついた置き型の繭人形を作りたい」という申し出があったので、テグスをなくし土台を用意しました。
また、第1回ワークショップで一部の参加者から「繭人形がオバQみたいだ」という意見があったので、可愛くカラフルにしてみました。
「繭の家」でのワークッショプの様子です。
子どもたちが作った繭人形です。
「早く持って帰って飾りたい」と好評だったそうです。とてもうれしいです。
2007/08/11に「2007夏 大地の祭り」のイベントとして蓬平集落の「繭の家」にて「繭人形づくり」のワークショップが行われました。
農舞台のグッズ担当のかたからの意見を取り入れて、置き型ではなくぶら下げ型を作ってみました。
コカがデザインした繭人形をつくってもらいました。ありがとうございます。
この型紙を繭に貼り付けます。
「一体何人参加してくれるだろう?」と心配していたのですが、総勢30名も参加してくださったそうです。ありがとうございました。
ただ当日はよりによって今年一番の猛暑日になりました。涼しくつくられている古民家といえど、エアコンなどはないため、とても暑かったそうです。
そんな中、蓬平集落青年会のみなさんが、お茶を用意したり、作業机を運んだりしてくださったそうです。本当にありがとうございました。
以前作った試作品の繭人形も参考に置かれていました。
表面に塗った木工用ボンドを乾かしている様子です。
写真はワークショップに参加してくださったMOTOさんが撮影したものです。色々とありがとうございました。
この夏、はじめて妻有に行きました。
蓬平の集落は昨年夏と何も変わることなく、お盆の時期を迎えていました。
通年の作品公開をはじめて4ヶ月、さすがに夏本番を迎えると昨年並みとはいえませんが、そこそこお客さんも来るようになって山里もすこし賑やかです。
この日8月11日は、繭の家を会場に「繭人形を作ろう」というワークショップをしました。
何人集まるか不安でしたが、集落の方も含めて30人近くの参加があり、たいへん賑やかでした。
今回はいつも手伝ってくれてきたこへびのS石さん、昨年夏の開幕前に夜遅くまで制作サポートをして下さったY口さんのほか、集落の若い男性(蓬平青年会)の方も参加して下さいました。
これまでは年配の方の参加が中心だったのですが、若い方も一緒に取り組んで下さることになり、たいへん心強いです。
昨年末に亡くなったお隣のおじいさん(Tさん)が、昨年夏に育てて下さったヒマワリが,また今年も同じ場所に咲きそろいました。
(ヒマワリが宿根なのか、種が落ちたのか、どちらなのかはわかりません。)
これは繭の家に面した自宅の一角を芸術祭のために花で飾ってくださったものです。
ひまわりの高さはちょうど人の背格好と似ていますので、どうしてもTさんのことを思い出してしまいます。