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2006年10月30日

華道部

2006年10月11日

イエモト

・花を長持ちさせる不思議な力を持っており、いつも生け花のそばにいる。

・みずからは「くびなが流家元」を名乗っている。ネッシーが湖面から首を出しているように、花の軸が水盤や一輪ざしからダラーンと曲って出ているのが特徴。

・ひとから「くびなが流って、恐竜みたいな名前だなぁ」とからかわれると、「待って待って。首長竜は恐竜の一種と思われがちだけど、恐竜と首長竜は別の爬虫類ですよ」というかみ合わない反論をする。

ネコジタから「そうか、ブロントサウルスは恐竜じゃないんだ」と訊かれると、「いえいえ。ブロントサウルスも首は長いけど、カミナリ竜という恐竜ですよ」とさらにややこしくなるようなこと言う。

・果実が大好物だが、自分の不思議な力のせいでイエモトのまわりの花が実を結ぶことはない。

・イエモトはシニガミのために花を見せてあげ、シニガミはイエモトのために花を実にしてあげる。

・花器はシニガミが作った古道具を使う。2人の活けた(埋けた)花には擬死再生が表現されている。

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・まつりごとはメンクイ、守護はカゲフミ、豊穣はイエモトが責任を担っている。

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シニガミ

・花好きだが、近寄ると散ってしまうので、いつも遠くから眺めている。

・周囲が老いる代償として、自分は老いることはない。譬え、全ての生きとし生けるものが死に絶えても、シニガミだけは死ぬことはない。

・一番好きな花は誕生花のスズラン。花言葉は「幸福の再来」。「私が言うのもどうかなぁと思うのですが、人生悲しいことばかりではあまりせんよ」と言っている。

・園芸番組は毎週かかさず観ている。

・見た目とちがって、心優しいマユビト。やさしくなりたいと思っている。

イエモトはシニガミのために花を見せてあげ、シニガミはイエモトのために花を実にしてあげる。二人はとても仲がいい。

イエモトから「もっと明るくしたほうがいい」と注意されている。そこで「骨皮筋右衛門」や「三羽烏」や「山の神」などの言葉をつかった後に、「ようこそ!死語の世界へ!」というギャグを言うのだが、言葉が古すぎて意味が通じないし、シニガミだけに笑えない。

・近寄ると何でも古くなってしまうのをいかして、古道具の花器を作っている。ホーローのトレイ、薬瓶、七味缶、乳鉢、湯たんぽなど素材は様々。

イエモトと一緒にいけた(活けた,埋けた)花には、擬死再生が表現されている。

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