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ギックリ

・荷物を持ち上げようとすると現れて、「ギックリ!ギックリ!」と声をかけてくる。

・重い荷物の時はありがたいが、軽い荷物の時は少々うっとうしい。

・こわおもてだが、世話やき。黄金律に基づいて行動する。

・いつも人を助けているのにもかかわらず、自分が助けを求めた時に誰も助けてくれなかった経験を持つ。しかしそんなことはものともせず、世話をやきつづける。

・「物の豊かさより、心の豊かさ」という対比に疑問を持っている。「物はある程度はないと困るし、心の豊かさというのは曖昧すぎて何のことかわからない。『喜びを物欲だけで満たそうとせず、他のことでも探しましょう!』と言うほうがいい。芸術でもスポーツでも。私の場合はたまたまボランティアだったけど」と言っている。

シリトリが語る始祖神話には、無謬性だけでなく無誤性もあると言い張っている。

・人と食べ物がいっぱい集まる収穫祭を毎年楽しみにしている。

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・夫のオモヒデとは大恋愛の末結婚したが、夫は結婚してすぐに大怪我をした。

・当時ギックリはボランティアをまだしておらず、長い介護で心身ともに疲れ果てていた。思いつめて「夫への愛情が足りないのではないか・・・」とさえ考えるようになっていた。そんなギックリにシリトリは「介護に疲れたからといって愛情が減ったわけじゃないよ。献身は禁欲的な自己犠牲ではなく、どちらかといえば罪ほろぼしでするものだ。夫が働いている時に自分は家でずーっと昼寝してたとか、自分の買い物ばかりしていたとか。でないと、どんどん気が滅入ってしまう。罪悪感が足りないなら、1日演劇でも見て、パーッとストレスを発散して、罪悪感をつくって帰ってきな」と言ってあげた。これをきっかけに、介護やボランティアに対する意識が変わった。

オモヒデが亡くなってからはずっと独り身。再婚する気はない。

・三度の飯を四度食べるほど芝居好き。特に時代劇をするガンリキの熱烈なファン。「愛と憧れは全く別もの!」と言い切っている。

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