帰宅部
« 2007年05月 | メイン | 2007年07月 »
帰宅部
・悲しんでいる人をみつけると、抱きついていく。くっつくのが大好き。
・1度抱きつかれると、1年間はくっついている。寒くても暑くても離れることはない。
・子供は親を「恋」しがり、親は子供を「愛」しむ。子供が親とくっつきたがる「分離不安」から愛情がうまれることを、身をもって知っている。
・ダキグセに抱きつかれてしばらくはプライバシーがなくなるので落ち着かないが、1年後は離れるのをさみしく思うようになる。 抱きつかれる前の悲しみも薄れている。
・子供の頃は赤毛で尻尾もありマユビトと思われていなかった。成長すると、ヤドカリのように繭玉を依代(よりしろ)にする。
・子供は繭の中で育てる。時々、繭の外に出してやる。
・マユビトには珍しく、泳ぐのが得意。、水中での方向転換を重視し、バタアシに左右別々にした平泳ぎの手の掻きを組み合わせた「ヒラール」、クロールと背泳を交互にして回転しながら進む「ジャイロ」、バタフライの手を平泳ぎの手に変えて消耗を抑えた「平フライ」など、変な泳ぎかたしかしない。
・よく、町中を1人だけ裸で歩いている夢を見て、とび起きる。
・とんがっているものが大嫌い。「目にささったらどうしよう」と、想像してしまうらしい。とんがっているものが近くにあると、繭の中にひっこんでしまう。おむすびも勿論俵型しか食べない。
・ マユビト一覧へ
・曲がったことが大嫌いで、常にまわりに目を光らせている。
・多少独善的ではあるが、熱血漢で正義感も強い。「世の中のたいていのことは気合と根性で何とかなる」と思い込んでいる。
・自分の思い通りにならないと、機嫌が悪くなるドSぶり。正義感も実は「俺は正義のヒーローだ」という理想の自己像あってのものに過ぎない。
・相手のことをボロカスに言っておいて、最後にちょっとだけ褒める。苦ーい苦ーいお茶を飲ませておいて、ちょっとの羊羹をすごく甘く感じさせるようなドSのテクニックを使う。
・ナルシストで、自分のことを「紅顔の美少年」をさらに超える「光眼の美青年」だと思っている。
・ガンリキに想いを寄せる女の子がいると、「おまえは俺のことが好きか。奇遇だな!俺も俺のことが大好きだ!」と言ってのける。常に自己肯定していないと、自分を維持できない。
・「神への愛、友への愛、家族への愛など愛にも色々あるが、結局は自己愛の変形にすぎない」、「神への愛は神と一体となりたいという自己愛、夫婦愛は拡大した自己愛、子供への愛は自分の分身という自己愛」と考えている。
・古道具好き。特に昭和っぽいものが好き。それが加齢による志向ではなく、自分の審美眼だと思い込んでいる。
・好きな時代劇は「赤穂浪士」。
・演劇部で時代劇をする時は、おしかけて参加する。さらに仮部員のくせに強引に主役をする。
・自分の演技に対する批判を受け入れることができないし、そこから学ぶこともない。批判されたり、挫折するくらいなら、現実逃避する。
・人の夢に入り込んで説教をするのが日課。 「それがしはガンリキと申すもの、一介の浪人でござる。ゆえあって心にすまう鬼めを成敗いたす」と口上を述べて登場する。
・しかし目が覚めたら、おおかた忘れ去られているので、結果的に批判は受けない。
・将来の夢は「万引きGメン」になること。
・マユナシ、ジャノメ、ガンリキ3兄弟の末弟。マユナシのことは極端に大好きだが、ジャノメのことは極端に大嫌い。
・ マユビト一覧へ