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2008年01月25日

いまさらだけどポートアイランドが好きだ

(2008 アマルナケン 「いまさらだけどポートアイランドが好きだ」 A4)

・「turnstyle」に載っています。

夜中ゆさゆさとなびく、大通りのフェニックスの影が好きだ。パレードだ、パレードのようだ。
バナナツリーの隣に生えていそうな南国の葉っぱが大雑把で、ぜんぜん神戸に合っていなくても、それがどうした。
30年前、博覧会の旗が隊列の尻尾をまくしたてる通りに連れてこられ、世紀がかわると、島の交通プランが更新されて一本一本引き抜かれてここを離れた。神戸の裏山に行ってしまったのか、南国の海辺に里帰りしたのかわからない。
大通りを国賓のリムジンが小さな旗をつけて通ったこともあったが、ついにパレードを経験することもなく、渋滞すらしない。通りで幅広い隊列を組めるようなつくりになっていることを、時々思い出してしまう。

チャータードビルの屋上にはストライプのシーツが気持ちよくぶら下がり、ペントハウスに住むカリブの家族をうらやましく思い、コロナプールで泳いでみたいと思った。

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2006年01月06日

「繭の家」の改装

ノザケン氏 アマルナケンちゃん 2006 「繭の家」の改装)

・他にもユミさんLee氏みんみんさんO-noli氏井上真喜さんGunちゃんノジーさんこへび隊のみなさん集落のみなさんが改装を手伝ってくださいました。ありがとうございます。

・詳しくは「繭の家」をご覧ください。

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2005年01月30日

「そうげんカフェ」のパテ塗り

せつ君 「そうげんカフェ」 2005 セルフビルド)

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2003年01月30日

ターンスタイル特別号

アマルナケンちゃん 2003 「ターンスタイル特別号」 布 スパンコール他)

・2003年6月、ニューヨークのスタテン島9.11メモリアルのコンペで、SONO氏提案の「POSTCARDS」 が選ばれました。この素晴らしいニュースを送ってくれたSONO氏へ、感謝と激励の気持ちを伝えるために、夜閒工房の残りのメンバーはSONO氏の友人達からメッセージ・ハガキを集めて贈ることにしました。

・集められた80枚を超えるハガキは、箱型の 「ターンスタイル特別号」(通称ハコスタ)に入れられ、2003年9月にSONO氏のもとへ届けられました。「POSTCARDS」 の設計から工事の監理まで、2004年9月11日の完成を目指し、SONO氏にとって妥協できない作品づくりの毎日が続きます。様々なプレッシャーのかかるSONO氏を励まし、初心に戻るきっかけとなることを祈って応援していきたいと思います。

・これまでのturnstyle とは異なり、今回の「ターンスタイル特別号」は1部のみ製作されました。

・ハコスタは、アマルナケンちゃんが作りました。

・骨組みは木です。ヨーロッパの古布が使われています。

・ボタンにはスパンコールが付いています。

2003年01月10日

高寺めぐみ作品展

タカテラメグミ 2003 「高寺めぐみ作品展」 大阪:GALLERY HAKU

・詳しくはGALLERY HAKUをご覧ください。

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2001年01月10日

高寺めぐみ作品集

タカテラメグミ 2001 作品集「Takatera Megumi」

高寺めぐみさんは1971年、兵庫県尼崎市で生まれ、そして1997年、26歳で帰らぬ人となりました。

・この作品集は、彼女が制作した絵画のうち、主に卒業後、個展等で発表された作品を中心に、その代表作を紹介するものです。彼女が26年間の人生の中で、社会に対して唯一明確に表現し得たものが、これらの作品であり、そして今やこれらは彼女が私達に遺した最も大きな足跡となりました。その作風は、みずみずしい感性で高らかに生の喜びを謳ったものから、辛く苦しい心境を吐露するものまで多岐に渡りますが、そうした大きな振幅を含めた全てが、彼女の人生であったのだと言えるのかもしれません。彼女の生の息づかいを作中から感じ取って頂ければ、幸いです。(文:古巻和芳

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1994年01月31日

ターンスタイル表紙

アマルナケンちゃん 1994 「turn style 表紙」 A4 トレーシングペーパー他)

・金紙が破れないように、針で表面だけ削って「turn style」の文字を書いています。

・金紙とトレーシングペーパーはミシンで縫ってあります。

・「summer 1994 vol.2」の文字はタイプライターで打って凹ませてあります。

・金紙の裏側には、白い花を反転コピーし、プリントゴッコしたものを載せています。

・まだカラーコピーやカラープリンターが一般的ではなかった時代なので、単色カラーでも苦労しました。

1994年01月30日

キカイダー02

(絵:コカ + 文・写真:アマルナケンちゃん 1994 「キカイダー02」 A4 コピー)

・第二埠頭の写真を角度を変えて2枚撮り、貼り付けました。

・「vol.2」なので、「キカイダ一(キカイダ一02、ジロー)」をイメージして描きました。

コインを入れてターンスタイルを回してくれ。
路線図を掘り出そう。
朝のハムエッグも悪くない。
胡椒をすりつぶしてくれ。
コーヒー豆でも挽いてくれ。
ハンドルを回せ。
もし、籠の底にソックスが強烈に固まっているなら、
洗濯機を回してくれ。
ラジオと雑誌に火がついた。
トランジスタを焼き、活字を焼き、
カラーフィルムとキャプションを焼いた。
この世の灰を贈った。
次は消火栓だ。
モンキースパナのネジをゆるめて、水を撒こう。
ここは工房のヴィジョンだ。
ファクトリーでアトリエでキッチンのブラウン管だ。
贋物をつかまされても憤慨してはいけない。

1994年01月27日

続メンソールの誘惑

(文:メンソール教授 絵:アマルナケンちゃん 「続メンソールの誘惑」 A4 コピー)



1994年01月24日

パック(仮題)

アマルナケンちゃん 「パック(仮題)」 1994 A4 コピー)

・後ろを透けさせないようにすると、こんな感じです。

・白い丸い紙を置いて、その部分を印刷させず、周りの影をぼんやり印刷させるということをしています。

・ビニールパックをトレペに印刷すると、透ける点が共通しているので、そこに目が奪われてしまいます。しかしこれは手品で観客をひきつけるオーバーアクションの手と同じです。ホントの狙いは白い丸い紙にあるわけです。油断ならないことをしますね!

1994年01月22日

信号(仮題)

(写真:せつ君 + 加工:アマルナケンちゃん 「信号(仮題)」 1994 A4 コピー)

・木がある方から信号の下をバイクで通り過ぎ、振り替えると(もしくはバックミラーを覗くと)信号のバックに木がある、という作品なのだと思います。

・バイクで走り過ぎるので縦比率を伸ばしてあるのでしょう。マンガ的表現ですが、好きです。

・また前後同じ形の信号をトレペにコピーする意味は、1方向からの写真に前後2方向からの見た写真という意味合いを持たせているのだと思います。

1994年01月19日

カケフ(仮題)

アマルナケンちゃん 「カケフ(仮題)」 1994 A4 コピー)

・後ろを透けさせないようにすると、こんな感じです。

・小さい絵を拡大コピーして、それに点々を描き足しています。vol.2の中で一番いい絵ですね。

・前ページの絵にも、「ト型」のモノが含まれています。わざと重複させたり(これは透けて見えるトレペにも通じます)、色々と狙いすぎたところをコミカルにまとめているあたりがアマルナケンちゃんらしくていいですね。すばらしい!

1994年01月18日

two

アマルナケンちゃん + コカ 「two」 1994 A4 コピー)

・埠頭に落ちていたもので「two」の影を作りました。

1994年01月16日

ターンスタイル裏表紙

アマルナケンちゃん 「ターンスタイル裏表紙」 1994 A4 コピー)

・感熱紙をつかったボカシと銅版画のようなタッチの文字がいいですね。

SONO氏のパンチング・メタルの絵に合わせて、もう少し穴の大きいパンチング・メタルをコピーして使っています。通し番号もふってあります。

1994年01月15日

ターンスタイル表紙

アマルナケンちゃん 「ターンスタイル表紙」 1994 A4 コピー)

・王子動物園のシロクマです。

・ひとつひとつミシンで縫っています。

・何故か僕らが卒業してしばらくしてからのリョービ会展のパンフレットに使われていました。

・ワープロで描いたターンスタイル(NYの地下鉄の改札)です。

1994年01月11日

アメコミヒーロー変身眼鏡(仮題)

アマルナケンちゃん 「アメコミヒーロー変身眼鏡(仮題)」 1994 A4 コピー)

1994年01月10日

今夜も白いマットは赤い血を吸いたがる(仮題)

アマルナケンちゃん 「今夜も白いマットは赤い血を吸いたがる(仮題)」 1994 A4 コピー)

・ワープロで描いた自転車の絵です。

1994年01月09日

メンソールの誘惑

(絵:アマルナケンちゃん 文:メンソール教授 「メンソールの誘惑」 1994 A4 コピー)

1994年01月07日

メンソールの誘惑

(文:メンソール教授 + 写真:たけちゃん + レイアウト:アマルナケンちゃん 「メンソールの誘惑」 1994 A4 コピー)

1994年01月06日

お父さんみたい(仮題)

アマルナケンちゃん 「お父さんみたい(仮題)」 1994 A4 コピー)

・原版はトアイーストのサイケなBAR「GOA!」のDMとして使われました。

1994年01月03日

ターンスタイル裏表紙

アマルナケンちゃん 「ターンスタイル裏表紙」 1994 A4 コピー)

・通し番号がふってあります。

1994年01月02日

NOW DIVE INTO MENTHOL

(1994 「turn style」 企画:コカ 撮影:たけちゃん 制作:アマルナケンちゃん モデル:メンソール教授

・ボツになった「メンソールの誘惑」ラストシーンです。

1994年01月01日

ミステリーさんかく ダンス メソッド 1994

夜閒工房トリオ 「ミステリーさんかく ダンス メソッド 1994」 ひも)

コカ右手首-SONO氏左足首、SONO氏右手首-アマルナケンちゃん左足首、アマルナケンちゃん右手首-コカ左足首を、同じ長さのヒモで結びます。

・ヒモがたるまないように、絡まないようにしながら、商店街を歩き、歩道橋を登り、植え込みを越え、彫刻を取り囲み、駅前で回ります。

・その時生まれる動きは、既に「輪舞」と呼んでいいのではないでしょうか。

・そしてその時3人が囲む空間は、ただの「さんかく」ではなく、ダンスを生み出すエネルギーを持った「ミステリーさんかく」になるわけです!

1993年01月31日

art voiceとは

Gunちゃん他 1993 「art voice」 塩ビシート TV ゴムチューブ 木箱 ベニア他)

Gunちゃんプロデュースの展覧会です。

・制作会議は、Gunちゃんの下宿「アトリエ308」で毎夜行われました(笑)。

・「凌美会の凌美会展」ではなく、小さな個展の集合のような展覧会にしようとしました。

・「ART VOICE」というネーミングは、当時コカアマルナケンちゃんがよく読んでいた「STUDIO VOICE」の影響です。

Gunちゃんがロゴを切り抜き、テレビを白く塗りました。部室のTVを塗ったので先輩方に怒られました。

コカGunちゃんで拾ってきたゴムチューブを格子状に編みました。

・ロゴはアマルナケンちゃんが考えました。

1993年01月26日

art voice DM

Gunちゃん他 「art voice DM」 1993 プリントゴッコ)

・ロゴはアマルナケンちゃんが原案を作り、Gunちゃんがワープロで綺麗に仕上げました。

・「i」の点が円の中央にあり、レコードのようになっており、「voice」とかかっています。

・地図はコカが「サーキットのコースのような地図」の原案を作り、Gunちゃんがワープロで綺麗に仕上げました。

・みんなでせっせとプリントゴッコで作りました。

1993年01月25日

コロナ・プール

コカ アマルナケンちゃん 1993 「コロナ・プール」 角材 鉄管 ボール紙他)

・角材は流れるプールをあらわしています。

・この素晴らしい絵はアマルナケンちゃんが描きました。僕の汚い字がけがしていますね。

・アマルナケンちゃんのあふれる才能を見てください。

・この汚いのは僕が描きました。

1993年01月14日

「神戸マニア」とは

コカ他 「神戸マニア」 1993~ )

・もともとweapon氏から「神戸の案内地図のCD-ROMを作りたいんだ。俺はプログラムを組むから、コカはデータを集めてくれ」と依頼されたのが始まりです。

・写真は、たけちゃんに頼みました。喫茶「あーすくゎれ」や、花火の写真を撮ってもらいました。

・細かい情報は、博識のメンソール教授にききました。

・図書カードでの情報管理は、BELさんに頼みました。

・アイコン作りは、タカテラメグミさんに頼みました。コミカルで抽象的な図柄で作ってもらいました。

・よく週末にみんなで情報収集のために、ぶらぶさんらしましたね。

・プログラムも完成し、データ集めもほぼ終わりかけていた時に阪神淡路大震災が起こり、この企画自体が流れてしまいました。

・しかし故タカテラメグミさんが手伝ってくれた企画だったので、なんとか形にしたいと思ってました。

アマルナケンちゃんの協力で「神戸マニア」ができました。詳しくは「神戸マニア」をご覧ください。

1992年01月29日

菩薩喫茶 ニルバーナ

(1992 「菩薩喫茶 ニルバーナ」)

・夜間工房として参加した学祭の模擬店です。

・「ニルバーナ」とは「涅槃」という意味です。

・僕らが入りびたっていた水木通の「菩薩茶屋」(→「ぽから」→「あーすくゎれ」)の影響をモロ受けています。

SONO氏(左)は「似顔絵描き係&ホスト」でした。

・お客さんは、彼が内装に合わせてわざと小汚い格好をしているように思っているでしょうが、普段着です(笑)。

・ブラブラしているモビールは主にコカの部屋にぶら下がっていたものです。当時のコカの部屋はモビールや作品だらけで、ベッドの上以外は普通に座れませんでした。つまり罠です。

アマルナケンちゃんは「ネパールの太鼓演奏係」でした。

・ターバンを巻いたりしてたから、留学生と思われていたでしょうね。

・ステージは教壇を動かして作ってあります。できるかぎりそこにあるものを利用しようとしていました。

・後ろの絵はアマルナケンちゃん作「モンスター」です。すばらしい!

・(たけちゃんはアコーディオンを演奏して客を呼び込んでくれました。

メンソール教授は「厨房係&無愛想なウェイター」でした(笑)。

・無愛想なのにサービス満点なのがポイントです。例えば「アクセサリーパーツを5個買うから500円にまけて」というお客さんに「では、6個で400円でどうだ!」と値切られた額よりも値下げしたりしてました。呆然とするお客さんも多かったですね(笑)。

・時々、窓のワヤンクリットの手を振ってもらって、客の呼び込みをしてもらいました。

・アクセサリー展示用の流木はせつ君の案内で岡山のほうまで拾いに行きました。

・ネパールの他に、コカがバリで購入したグッズも使いました。緑色の面はちょっと珍しいんです。

・ネックレスにみえるのは、ブッダの生誕地ルンビニーで購入した菩提樹の巨大数珠です。

・足元にあるのはネパールのコカ・コーラの瓶と、ニセモノのコーラ(カンパ・コーラ)の瓶です。

1992年01月28日

ネパールへ

(写真:コカ 文:BEL 1992 「ネパールへ」)

・ネパール第二の都市ポカラからトレッキングをスタートして、最初の宿泊ポイントのサランコットです。

・この写真も、サランコットです。

・雨季と乾季しかないネパールの土壌はとてもやせており、木も周りに石積みをして表土が流れ出さないようにしなければ育ちません。

・その場所が旅人の休憩所になるわけです。

・この写真も、サランコットです。

・この写真は、ブッダの生誕地ルンビニーです。その辺の原っぱではありません。

・ブッダはインドではなくネパールで生まれです。

・宿泊できる場所は寺院しかなく、寝る部屋にはベッドなどなく、ゴザだけです。

・しかもゴザをめくると、ノミやナンキンムシがいっぱいいました。ひぇぇぇえええ!!

・建築家:丹下健三さんが、ブッダが産湯につかった池などを公園として整備していました。

・この写真は、宿泊したルンビニーの寺院での朝食の様子です。

・後ろで象と象使いが作業をしていました。

・この写真は、ネワール人が多くいるバクタプルです。

・首都カトマンドゥから車で1時間弱です。

・この写真は、池にブッダの涅槃像のある寺院にいた少年です。

・この写真はカトマンドゥ近くの家です。日干し煉瓦でできています。

1992年01月13日

ミステリー・ターンスタイル

アマルナケンちゃん 1992 「ミステリー・ターンスタイル」 淡路花さじき)

草むらにたたずむアマルナケンちゃん。

おっと、何やら回り始めました。

するとどうでしょう。どんどん、どんどん、まわりに花が咲きだしました。

ミステリーサークルのできあがり。

1991年01月29日

子午線ってどこ?

コカ 1991 六甲祭 「子午線ってどこ?」 A4 アクリルガッシュ)

・当時、アマルナケンちゃんは、何故か子午線に夢中でした。

・「子午線ってスゴイなぁ」「明石だけじゃなく、子午線が通る町の人はそれをちょっと誇りにしてるしな」「線は地面やろか」「いや、空やろ」「明石行ってみるか!もしかしたら線が書かれているかもしれへんで」「行こ!行こ!」

・明石到着。「モニュメントみたいなんがちゃんとあるやん!」「うわっ!この家、子午線が家の中通ってるわ」「お父さん、そんなとこで寝転んでおらんと、さっさと子午線を越えて食卓についてよ(笑)」「今日は子午線をまたいで食べる(笑)」

・後日。「この間、美術科の先輩に連れて行ってもらった喫茶店の名前が「子午線」やってん。大阪やのに」「なんでやねん!」「子午線願望ちゃうか(笑)」

・「TURN STYLE vol.1」の原画にしています。

1991年01月18日

帽子(仮題)

アマルナケンちゃん 1991 「帽子(仮題)」 カラージェッソ ワニス)