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モモンジ

・牛肉、豚肉、鶏肉、鹿肉、馬肉、しし肉、焼肉、生肉、ホルモンなど、とにかく獣肉が大好きだった。

・夏前になると出てくる「肉OK炭水化物抜きダイエット」や、「肉しか食べないライオン」を持ち出して自己正当化する。

・しかし卵のからざはなんとなく嫌いだった。

マキジタの亡妻でネコジタの亡母。

・いささか体臭がきつめ。

・とても積極的な性格だった。偶然をよそおいマキジタに出会い、2回目に待ち伏せして会った時に「奇跡ね!」と言い、3回目に待ち伏せして会った時に「これは運命だわ、結婚しましょう!」とプロポーズした。

・二人で初詣に行った時、何番のおみくじをひいても巫女さんに「1番!」と申告し、大吉の札をもらって「神様も私たちは結婚すべきと言っているわ!」と言っていた。

・結婚後は、「昨日、一緒に歩いていたのは誰か説明してくれる?」とか、「メンクイさんから・・・聞いたわよ」とか、「背中に私のではない髪の毛がついているわよ」とか、「浮気はもうやめたの?」とかマキジタの寝起きにハッタリをかますのが得意だった。

・普段は偉そうなマキジタだったが、モモンジの尻にしかれていた。「ごめんちゃい、おかぁちゃん」といつも謝っていた。

ネコジタが「何故親父はいつも怒鳴っているんだろ?」と不思議がっていると、「あの人は、優柔不断だから、ああやって大声を出して自分に言いきかせているのよ。私やあなたのためにね」と教えていた。

メンクイが大嫌い。「独身臭いから近寄らないで」とか、「独身がうつるから触らないで」とか、「今日も蕎麦を独身食いか?」とか言っていた。

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・「あなた、子供の頃に小動物を飼ったことがあるわね。その霊が今でもあなたを守っているわ」とか、「あなたを特に可愛がってくれたおじいさんかおばあさんがいるわね。その霊があなたを守っているわ」とか、「あなた、蚕のサナギの佃煮があまり好きじゃないでしょ。食べると運気が上るわよ」とか、「あなたの実家に古い壷か茶碗があるでしょ。あれをちゃんと飾らないと良くないことが起こるわ」とか適当なことばかり言っていた。

・自分では、他人の宿命がわかる宿命通(シュクメイツウ)があると言っていた。

・1度宿命通を使うと、代償として先祖たちから1日説教される。そのせいか「先祖を大事にしないとバチがあたるよ!」と常々言っていた。

・「ヌルマユユキシロは始祖の生まれ変わりだから、一緒にいたら不幸になる・・・」とも言っていた。そのため、ユキシロを谷川に流したという噂もあった。

・「憎まれっ子世にはばかるって言うでしょ。だから私は早死にする宿命なの」と言っていたが、実際は肉ばかり食べて早死にした。

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