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2007年08月31日

始祖

2007年08月15日

クサナギ

・体は大きいが、気が小さいマユビト。

クサナミの弟。

・非常に大きな繭で、9匹の蚕が作った玉繭と言われている。

・姉弟がうつぼ舟に乗って蓬平集落に流れ着き、マユビトの始祖となった。

・最初の子供は大きな蚕の幼虫の姿で、そのフンをお湯にとかすとお茶になった。ハイヌウェレ神話の一つと思われていたが、蚕のフンは今でもお茶になるらしい。

・マユビトの姿をした子供が生まれたのは次の子供から。

・ゲームやスポーツ好きだったが、勝負に勝つことを嫌い、相手に気付かれないようにたくみに負けるようにしていた。

・左利き。

・先に死んだクサナミを追いかけて根の国(並行宇宙)まで迎えに行くものの、クサナミの朽ち果てた姿を見て、驚いて逃げ帰ってしまった。

・それに怒ったクサナミは、根の国の住民であるネズミ(根棲み)を使って蚕を襲わせるようになった。

・クサナギはネズミが一気に襲ってこないように、アナホリ一族に根の国との通路を迷路状に掘らせた。

・その後、姿をくらます。

・亡くなると、根の国には行かず、すぐに転生したと言われている。

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2007年08月10日

クサナミ

・マユビト界の伝説の美女。

クサナギの姉。

・姉弟がうつぼ舟に乗って蓬平集落に流れ着き、マユビトの始祖となった。

・最初の子供は大きな蚕の幼虫の姿で、そのフンをお湯にとかすとお茶になった。ハイヌウェレ神話の一つと思われていたが、蚕のフンは今でもお茶になるらしい。

・マユビトの姿をした子供が生まれたのは次の子供から。

・クセのある飲み物が大好きで、薬草酒や正山小種(ラプサンスーチョン)などを好んで飲んでいた。

ギックリを産んだ後、ぎっくり腰になり、そのまま体調を崩し亡くなった。

クサナギは根の国までクサナミを迎えに行くが、クサナミの変わり果てた姿に驚いて逃げ帰ってしまった。

・絶世の美女とうたわれたクサナミが、醜く朽ち果てた姿を、一番見られたくないクサナギに見られ、しかも化け物扱いされたことに腹を立て、根の国の住民であるネズミ(根棲み)を使って蚕を襲わせるようになった。

・さらに、死を司るマユビト「シニガミ」を根の国で産み、蓬平に送りこんだ。しかしクサナミの意に反し、シニガミは心優しいマユビトに育った。

・怨みをため込んだマユビトは、繭の中に妖怪ゴーヤイモリを宿す。怨みが大きくなると、ゴーヤイモリも成長し、やがて繭を食い破り出てくる。ゴーヤイモリに知性などなく、ただただマユビトを喰らう存在である。

・クサナミから生まれたゴーヤイモリは蓬平を襲撃するが、コブトリらによって倒された。

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