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地形模型の試作

2005年11月27日 試作品

作品C(集落のジオラマ)の地形模型の試作品を作ります。
本番はO-nol氏にお願いしますが、雰囲気をつかむため、まずはA3サイズで同一縮尺で作ることにしました。
スチロールを積層して、裏側からイルミネーションを通しました。
配線については最初は共同溝のようなものを掘ろうかと思っていましたが、このほうがすっきりします。

スチロールの上に真綿を敷きました。
まるでスキー場のゲレンデのようです。
ただし、地形の微妙な起伏がふんわりと覆われてしまって、単なる坂みたいになってしまいました。

ゲレンデに明かりが点灯しました。

電球に繭をかぶせます。
蛍光灯の元での真綿の輝きは、さすがに絹だけあって、見事です。
雪の感じは出ているでしょうか。

青い蛍光灯のもとで点灯しました。
色味は要研究です。
本当は、黄昏時の青暗ーい感じを出したいのですが。

上のクローズアップです。
本番では、点滅させるべきか、あるいは一番ベストの光量で固定すべきか?

これは、真綿をはずして、ガーゼの上に繭を取り付けたものです。
こっちの方が地形はよくわかります。
建築模型的な雰囲気です。
全体の光源は、普通の蛍光灯です。
今後は、これに樹木を再現すべきかどうか、実際に先日勉強した杉の樹を植えてみて判断したいと思います。
あと、道路をどうやって表現するか、(あるいは表現しないか)も検討課題です。

樹木模型ワークショップ

2005年11月20日 試作品

今日、みんぱくの企画展「模型で世界旅行」を見に行きました。
これは、みんぱくが行う博物館学研修の一環で、世界各地からやってきた研修員たちに母国の景観模型をつくらせたものを展示しているものです。
この関連ワークショップで、模型制作専門家による樹木制作ワークショップがあったので、親子で参加してきました。
というのも、今度の作品では地形模型をつくるからなんです。
(o-noli氏の協力で行います。)
今、悩んでいるのは、樹木、特にあの地域に特有の杉の木を表現するかどうかについてです。
シンプルかつ抽象的に地形の形状だけで見せるか、あるいは逆に見えないところまで凝って、木々の一本一本まで細かく作るか。
まあ、いずれにしても雪(真綿)で覆われた格好にするつもりなので、細かい起伏までは表現する必要はないのですが。
まだ、結論は出ていませんが、1/500の杉の木であれば、たいした手間もかからず作ることが出来ることは分かりました。

へんてこりんオブジェ

以前、つくってみた繭オブジェです。
これを500個くらいつくって、インスタレーションをしようと思っていましたが、他の作品とのかねあいでフィットしないかと思い、没にしました。
形は、お盆のナスやキュウリの牛馬+宇宙船=魂を運ぶ船というイメージなんですが。
でも、グッズとしては、ヘンテコかな・・・

キョ口口

2005年11月09日 大地の芸術祭

作業を終えて、最後に松之山町の「森の学校」キョ口口に寄りました。

2003年大 土也 の芸術祭の主要3施設の中ではここが一番いいというのが、ぼくとO-noliさんとの一致した意見でしたが、みなさんはどうでしょうか。

秋の妻有


これは、現場近くから集落を見下ろした風景です。
手前の棚田は、稲刈りも終わり、水が張ってあります。
この時期、妻有地方は黄葉がとても美しかったです。

タイムカプセル


屋根裏からいろんな道具が出てきました。
せいろ、かんじき、蓑傘、ドジョウ取り、ソリ、一斗升、大量の干し藁、そして養蚕につかった道具もたくさん見つかりました。
ここでは、本当に屋根裏で蚕を飼っていたようです。
古民家の屋根裏はタイムカプセルです。

はがされた天井


天井をはがすと、こんな感じです。
梁はとても立派です。

白装束の男


ちょっと実験的に写真をアップします。
これは、7日の掃除が終わった後の2階の様子です。
白装束の方は、ノザケン氏です。
今回は、突然2tトラックの運転をしていただいたりしましたが、本当に有り難うございました。

ありがとうございました。

2005年11月07日 古民家再生

お陰様で無事作業を終えることが出来ました。
アマルナケンさんGUNさん、ノジーさん、
徹夜運転までして駆けつけてくれてありがとう。
O-noliさん、ノザケンさん、最後までおつきあいいただき感謝します。
また、事前に何かと調整に骨をおってくれたコカさん
宿を提供してくれたLeeさん、お世話になりました。
まだ、全然終わっていなくて、始まったばかりですが、
夜間工房の皆さんのお力でまずは大きく前進できました。
来て下さったみなさんが、
今回のプロジェクト及び、芸術祭全体のこと、そして妻有地域について
よい印象を抱いてくれたら、これに勝る喜びはありません。

今回の古民家の作業については、当初の清掃だけという目的を超えて、
2階の壁撤去と、同じく2階の屋根裏の梁や屋根組が見えるところまでできました。
たいへん展示空間らしくなりつつあると実感できました。
ここでその写真をアップしますといいたいところですが、
まだこのブログの操作方法がよく分かりません。
「ファイルのアップロード」を用いるのでしょうか。
(その方法でやりかけたのですが、デジカメのデータが大きすぎるようでした)
どなたかお助け下さい。
勉強して、せっせとアップします。

(それと、おでん差し入れ、有り難うございました。
今朝の朝食に宿舎の鍋であたためてみんなでいただきました。
「まるで山小屋の朝食みたいやな」とか、いいながら。)

また都合が許せば、今回のような形でお力をお借りできればと思います。
次回はいつになるか未定ですが、(残雪と桜が美しい5月頃が大変魅力的な季節のようです。山菜もおいしい)またプランの変更点や進捗状況などをお知らせし、具体的な相談をし、お知恵もお借りしたいと思います。
こんごともよろしくお願いします。

その他報告
・家主の奥さんから「ジュース代」ということで、5千円をいただきました。
 土曜の晩ご飯代に充てさせていただきます。
・7日に隣のおじいさんからも、ドリンク剤の差し入れがありました。
・今回は、雨が時々ふりましたが、不思議と屋外作業の時だけは晴れていました。
 7日もゴミをセンターに搬入し終えたところで大雨に。
・信濃川に虹がかかってきれいでした。
・キョロロのある松之山町の黄葉が一番すすんでいました。
・来年も、ボルタンスキーが参加するそうです。

古民家再生 2日目

2005年11月06日 古民家再生

ちゃんと朝七時半に目覚めます。合宿しているみたい。
除雪車の待機所が宿泊所です。
朝はちょっと寒い。
アマルナケン

ゴミの分別表はとても細かいです。
アマルナケン

除雪車が駐車場に並んでます。
シーズン中には夜中の三時に大きな音をたてて走るから、寝不足になる人もいるそうです。
アマルナケン

九月に現場で撮影したビデオを見せてもらいました。
アマルナケン
日曜に帰る我々は、まわりの作品を見てまわってます。
塔のなかは真っ暗でぐるぐる登る階段があり、てっぺんの窓が展望台になってます。
ここの駐車場とまわりの紅葉したブナ林が見えて、どちらも印象に残りました。
アマルナケン
地図を片手にいくつか見学してきました。
簡単なオリエンテーリングみたいで、道中は楽しくこの辺りが好きになりました。
ごく限られた箇所しか行けなかったけれど、町なかにあるものより、田舎にある作品のほうがおもしろかったです。

今日はコマKさん、O-noliさん、ノザケンさんと、こへび隊の方で引き続き作業されてます。帰る前にもう一度寄ってみたら、とてもすっきり片付いてました。
奥に見えるのは養蚕などの道具。畳の下の床板も合板ではなく磨けばピカピカになりそうな板です。
新しいプランを見せてもらい、現場に立ってみるととても楽しみになります。
アマルナケン
午後二時前に出発して、まずは富山の有磯海SAまで。
蜃気楼深層水アイスは下り側(新潟行き)しかないようでした。
尼崎には九時ごろ着きそうです。
アマルナケン

古民家再生 1日目

2005年11月05日 古民家再生

朝、こへび隊のみなさんと合流
アマルナケン

これが「繭の家」となる古民家です。
松代(まつだい)の拠点となる施設「農舞台」から車で約10分の集落にあります。
ここまでは、案内がないとたどり着けません。
山あいを眺められる良い場所に建っています。隣にゲートボールコートがあります。

突き出している増築されたようなトタン張りの部分に、入り口とトイレがあります。
お年寄りが上り下りするには急すぎる階段で2階に上がれます。

今回の片付け(というかちょっと解体)の前に、別の場所で民家解体彫刻のプロジェクトをしている棟梁に見てもらったところ、かなり状態がよく、ずいぶんきれいな空家なんだそうです。「これなら片付けも簡単ですね」とのことでした。
もしかしたら、日用品・家具を取り除く引越し級作業だけなら簡単だったかもしれません。
でも、家具などをあらかた運び出してもあまりすっきりとせず、大人数を動員して作業できるのが土曜日しかない、という状況だったので、建具・畳・壁の内装解体作業まで拡大してやることになりました。
展示は2階がメインとなる予定で、まずできるだけ2階を空っぽにして作品のイメージをつかもうとしたからです。

こうした作業で、こへび隊のみなさんの活躍は大きく、いろいろなプロジェクトをサポートしている彼らの力・経験は頼もしいかぎりで、一緒に作業していてとても気持ちの良いものでした。
アマルナケン

「繭の家」は、間仕切りがあって窓が少なくて暗いので全貌がよくわからない。
板をバリバリめくると、テントウムシ、大きい蛾、カメムシ、ハチの巣(空)と土壁の空き家はいろんなものの住みかになっている。
何が出てきても驚かない。
アマルナケン

二階を中心に片付けることに。
間仕切りの解体とかはまた次の機会にしようと言ったもの、勢いづいているうちに壊しました。
窓から投げ出された木材の山。実は廃棄物の分別基準が厳しく、釘を一本一本抜く作業が待ってました。
アマルナケン

総勢14名で荷物家具建具を怒涛の勢いで運び出しました。FOMAは圏外なので、レポの続きは夜になります。
アマルナケン

埃がすごいからつなぎに防塵マスク。お借りした揃いの白装束集団が片付けに励む様子。
アマルナケン

夕方五時には真っ暗になります。
作業の後は、近くの芝峠温泉でリラックス。眺めのいい露天風呂からは、C案のように谷の集落の明かりが見おろせました。
アマルナケン

松代へむかって

代走アマルナ車で富山へ向かってます。
出発するときゾロ目でびっくりしました。
午前一時に尼崎を出て、今米原を通過。
ガンちゃんの運転はおしゃべりとともに好調です。
アマルナケン

もうすぐ富山へ入ります。
ノジーさん日本海を疾走!
アマルナケン

ここ合流地点まで4時間半かかりました。順番に運転して順番に眠りました。
夜が明けかけてます。日本アルプスの山かげが見えはじめました。六甲山とはだいぶ大きさが違いますね。
天気予報では今日は晴れるそうです。

気になるアイスの看板がありますが、まだやってません。
蜃気楼がウリみたい。
アマルナケン

新潟に入って急にトンネルが多くなりました。
おだやかそうな日本海を見ながら朝食。
カレンダーによると佐渡島は見えないときの方が多いようです。
アマルナケン

工事で片側通行規制している儀明峠の長いトンネルをぬけると棚田が続いて気分がもりあがってきます。
農舞台に到着。
アマルナケン

農舞台のまわりにはいろいろ作品がころがっています。
トイレの中こんな色。三枚の扉のうちひとつが出口で他ふたつが個室で、
混乱させる仕掛け
アマルナケン

4作品の関係性について

2005年11月02日 試作品


作品C「空へ放つ」

06.jpg

(夕刻の展示条件)

鑑賞時間は、日没をはさんだ1.5時間。
 7月下旬・・・鑑賞開始18時、日没19時、終了19時半。
 9月上旬・・・鑑賞開始17時半、日没18時半、終了19時。

一度に部屋に入れる人数は8人まで。

観客は、座って鑑賞することとする。

予約方法は、要検討。

夕刻に来場できない人のために、予め撮影したビデオ映像を1階に用意。

作品C「空へ放つ」

作品D

(素材/繭、テグス、スポットライト、カーテン、窓)
ガラスは既存のものを利用するが、簡単な壁面工事が必要。
(繭使用数/1000)

2階の眺望の良い部屋に繭をテグスで吊るインスタレーション。下記3作品が全て繭の中にLED等を内臓して発光させているのと対照的に、この作品は自然光のもと、繭本来の輝きを提示する。

日没前後の1時間は、これらの繭をライトアップし、それらが部屋のガラス窓(2カ所)に次第に映り込んでゆく様子を作品として見せる。集落全体の眺望を背景にかつて養蚕の里だった蓬平の上空に、白い繭が浮かぶ。それは一種奇妙な現象のようであり、何かの予兆のようでもある。

窓の外の夕景には、同じく夜型のヴィルッ力ラ作品も点在させ、本作との融合を期待したい。

作品B「雲の切れ間から」

まゆ地図

(素材/スチロール、繭、LED、真綿、スモークマシーン、蛍光灯)
(繭使用数/60)

 1階に設置した集落ジオラマ(1/500スケールの地形模型)を2回から見下ろす。繭は発光させ、集落の一軒一軒の家に見立てて配置。ジオラマの表層は真綿で被覆し、雪に覆われたイメージとする。2階の床には覗き穴を設け、鑑賞者は寝そべって階下を覗き見る。青白く満たされた空間にあたたかな光(家々)が点在し、時折瞬く。スモークマシーン使用。これは、上空から俯瞰した村の肖像であり、厳しい労苦の下、肩寄せ合って長い年月を生き抜いてきた集落の姿である。また今年亡くなられた、この家の主へのオマージュでもある。

作品A「往還」

(素材/まぶし(桐箱)、繭、LED、電子回路)
(繭使用数/2000)

まぶしを2面の壁面(土壁)にわたって横長に並べる。暗闇の中でまぶしに順次灯りが灯り、やがて全てが点灯し、続いて順次消灯していく。しばらく真っ暗になった後、これをループで繰り返す。それは、まぶしという住まいに帰宅した主たちが次々に明かりを灯し、そして再び去っていく姿のようでもある。

まぶしは、桐材を使用。(桐箱は、絹の着物の収納によく用いられる。)

繭の中に仕込むLEDは4~5系統とし、順次点灯していく。ピークは統一し(全灯となる)、その後は順々に暗くなる。その繰り返し。

作品A「かつて」

(素材/大箱、古着、繭、蛍光灯、LED、アクリル板、スピーカー、MD)
(繭使用数200)

 小堺家にあった木製の大箱を利用。箱の底から蛍光灯、アクリル板、LEDを内蔵した繭、ほぐした繭(真綿)、鏡などを層状に配置するとともに、スピーカーを内臓。暗がりの中にあって、箱から「蚕が桑をはむ音=雨降りのような音」が聞こえる。鑑賞者が近づいてフタを開けると音がぴたりと止み、中からまばゆく光り輝く着物と繭が目に飛び込む。

「小堺邸プラン」

小堺邸は、集落全体を眺望できる好ロケーションにあることから、来訪者が眺望を楽しみながら、かつて養蚕の里だった蓬平を感じてもらえる展示施設と位置づける。全体的に傷みが目立つので、ある程度の改修工事と、作品展示のための改造が必要。

展示については、蚕や養蚕にちなんだ作品4点で構成したい。

「綾羽根屋・概念図」

16概念図1.JPG

「行き来するものたち」室内図

15蟲電気1.JPG

蛾の集まりが悪い場合は屋外に誘蛾灯を併用することも検討する。

「行き来するものたち」

14蟲蟲1.JPG

(素材/透明性スクリーン、映像、野生の蛾、ディスチャージランプほか)

背後に豊かな山を擁する、かつての養蚕農家の窓に透過型スクリーンを張り、室内から窓にむかってと馬灯の映像を投影する。外から見ると暗闇の中に、おぼろげな映像が眩しく揺れ動く。それを目指して、夜ごと山から昆虫が飛来する。

「行き来するものたち」

13蟲1.JPG

(素材/透明性スクリーン、映像、野生の蛾、ディスチャージランプほか)

背後に豊かな山を擁する、かつての養蚕農家の窓に透過型スクリーンを張り、室内から窓にむかってと馬灯の映像を投影する。外から見ると暗闇の中に、おぼろげな映像が眩しく揺れ動く。それを目指して、夜ごと山から昆虫が飛来する。

「桑をはむ音が、雨降りのように聞こえた」

12屋根裏1.JPG

(素材/絹糸、桑の葉、ブラックライト、農具等 サイズ/現場に合わせる)

かつて「蚕が桑の葉を食う音が、雨音のように聞こえた」という屋根裏部屋のざわめきを追想し、我々の前から姿を消した虫たちの存在を感じとる場とする。鑑賞者は、梯子で登り、薄暗い屋根裏部屋を覗き見る。部屋では、一匹の蚕が生涯に吐き出すという1500mの長さの白い糸が青白く光りながら、うち捨てられた品々に絡みつく。

「ダブル・ウィング」

11きもの1.JPG

(素材/着物、蛾の映像 サイズ/縦250cm×横300cm)

かつて養蚕農家であった家屋の屋内に、巨大な白生地の着物を吊るす。それをスクリーンに見立て、プロジェクターによる映像を照射する。映像の中身は、蛾を中心とした昆虫達。大きく開いた羽根の文様が、着物の両袖に重なる。

プロフィール

2005年11月01日

古巻 和芳 (こまき かずふさ)

1967 兵庫県宝塚市生まれ
1989 神戸大学経営学部卒業


■ 展覧会歴 (個展)

1993 「SWEET ROOM」 (番画廊/大阪)
1994 「SWEET ROOM」 (ギャラリーView/大阪)
     「SWEET ROOM 1992-1994」 (青光社ギャラリー/大阪)
1995 「G.T.B SHOWROOM」 (番画廊/大阪)
     「サマー・アペルト'95」 (The Ufer! Gallery/京都)
1996 「Bomb Voyage」 (ギャラリー・ラ・フェニーチェ/大阪)
1998 「Flowery」 (キリンプラザ大阪)
     「Flowery」 (ギャラリー・マーヤ/大阪)
1999 「花の蔭から」 (ギャラリー・ラ・フェニーチェ/大阪)
2000 「花の向こうへ」 (ギャラリー・マーヤ/大阪)
2002 「The Glory」 (ギャラリーニ葉/東京)
     「The Glory」 (ギャラリー・ラ・フェニーチェ/東京)
2003 「The Glory」 (八ートフィールドギャラリー/名古屋) 


■ 展覧会歴 (グループ展)

1990 西宮市展・優秀賞 (西宮市民ギャラリー)
1991 吉原治良賞美術コンクール (大阪府立現代美術センター)
1992 伊丹大賞展・佳作賞 (伊丹市立美術ギャラリー)
1993 印象神戸絵画展・優秀賞 (神戸市立博物館)
1994 キリンコンポラリーアワード'94・奨励賞
     (キリン横浜ビアビレッジ、キリンプラザ大阪)
1996 アワードフェスティバル (キリンプラザ大阪)
1997 ART MOVE (神戸アートビレッジセンター)
     兵庫の美術家 (兵庫県立近代美術館)
     現代作家の眼・クロスオーバー10現代美術展
     (岡山県総合文化センター)
     12月に12人 (セルフソウアートギャラリー/大阪)
2001 第20回安田火災記念財団選抜奨励賞展
     (安田火災東郷 青児美術館/東京)
2006 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ (繭の家/新潟)
2007 神戸ビエンナーレ アートインコンテナ・実行委員会特別賞 (メリケンパーク/神戸)

■ パブリックコレクション
神戸市立博物館/神戸市

■ 恒久作品
繭の家/新潟県十日町市蓬平集落内古民家